マルチタイムフレームでの運用例 ドル円　RSI　値幅取り編

こんにちは！ FXの調べ、さとりです。

さて、今回は2016年7月と8月のUSDJPYドル円について マルチタイムフレームでの運用例を調べてみました。

ドル円のRSIを使った損小利大の値幅重視編です。

利小損大で値幅よりも勝率を重視するやり方もありますが、

ここではドル円のRSIを使って損小利大で値幅取りを重視するやり方で調査をした結果をまとめました。

ドル円のRSIを使った利小損大の勝率重視編は、 こちらのページでご覧いただけます。

テスト結果はその期間限定のデータで後で分かることですので、 今後もこうなる、とは言えませんが、

テスト結果から「こうすれば儲かる可能性が高い」 というイメージは掴んでいただきたいと思っております。

まずは、USDJPY4時間足で7月8月の動きをご覧ください。

この動きで値幅を取る箇所は限られていますね。

トレンドを掴みづらい動きの中で、機械的な売買で値幅が取れるのか？  どんなトレードルールが有効だったのでしょうか？

今回はRSIと移動平均線の組み合わせで検証しました。

テスト結果（MT4レポート(100万円スタート2ヶ月間)）

残高曲線(100万円スタート2ヶ月間)

２ヶ月間の値幅取り売買ですと売買回数は少なくなりますね。

50000通貨の売買

＋270000円

６勝１敗（勝率８５％）

というテスト結果でした。

トレードルールは以下の通りです。

1. トレンドMA5分足135本移動平均の傾きでトレンドを判断する

長期トレンドが出ていないので、５分足でトレンドを判断します！

2. クロスMA１時間足100本移動平均とレートがクロスしていないこと

クロスしてしまうと値幅が取れる余地が少なかったということでしょう。

マルチタイムフレームなので５分足チャート上で１時間足を使っています。

3. RSI１時間足で35→40で買い、65→60で売り

トレンドMAが５分足を使っているので５分足チャートを開きますが、

５分足チャート上で１時間足のRSIや１時間足の移動平均線を使います。

4. 新規建ての取引時間は午前９時から午前１時

値幅取りのテストでは、１時から９時までの新規建ては除外されました。

これは期間によると思います。

5. 利食いは95pips、損切りは30pips、ポジションの週末持ち越しなし

週末のポジションは土曜日の５時に自動決済されます。

上記トレードルールによる買いの例です 

上記トレードルールによる売りの例です。

トレンドが掴みにくい相場では、長期のインジケーターと 比較的短期足の移動平均を使ってやや早めにエントリーする方法も有効、

という事例でした。

尚、今回使用したインジケーターは トレンドフォロー押し目買いインジケーターMT4RSIMA押し抜けくん

使用したEAは トレードルール作成支援ツールMT4RSIMA押し抜けくんEA　でした。

トレードルール作成支援ツールMT4RSIMA押し抜けくんEAでは実際の自動売買もできます。

最後に、人間心理として、損小利大で値幅を取りにゆくよりは、 利小損大で勝率重視の方が

実際の運用としては継続しやすいと思われます。

何故なら、トレンドがどこまで続くか分かりませんし、 人は小すくいでも早く利益を確定して安心したいからです。

ポジションを持つと期待と不安が交錯し、値幅が出るまでなかなか待てないのが普通でしょう。

損小利大で勝率も高いのが理想ですが、難しいですね！

それでは、お元気でお過ごしください！

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