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岡ちゃんマン
2020/03/08 14:07
公開: 2020/03/08 14:07
更新: 2021/04/08 15:35
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注目点とイベントスケジュール
1週間の注目点とイベントスケジュールや日々の注目点とイベントスケジュールなどを公開

RBA・FRB・BOCに続きECBも利下げか!? 「3月9日週の注目点とイベントスケジュール」

FX

 

先週はCOVID-19(新型コロナウイルス)の影響で世界的に景気後退が懸念されていることから、RBA・FRB・BOCが次々と利下げを発表しました。

 

BOC(カナダ中銀)は、0.5%と大幅利下げを発表、FRBは3月19日のFOMCを待たずに緊急会合で0.5%の利下げを発表したにもかかわらず、株価の下支えとはなりませんでした。

 

FRBはまだ、1.25%の利下げ幅を残していることから、3月19日のFOMCでも追加利下げを期待するように米金利は低下、10年債利回りは過去最低の0.67%を記録しています。

 

ドル円は日米金利差縮小から一時105円を割り込んでいます。

今週もリスクオフが続くのか気になります。

 

 

◎今週の注目点

 

1)ECB理事会

 

米・加・豪と次々利下げをする国が出てきている中で、ECBでも利下げが注目されています。

ECBはすでにマイナス金利を採用し、昨年9月にマイナス金利の深堀りをし、-0.5%となっています。

また、昨年9月は利下げと同時に月額200億ユーロのQEを再開し、TLTROの条件緩和も行っています。

米・加・豪中銀と違い、ECBはすでに大幅金融緩和を実施しているだけに、追加緩和の余地が少ないのではないかとみられています。

 

今回の理事会では、0.1%もしくは0.2%の利下げがあるのではないかとみられています。

また、TLTROについても検討されるようです。

QEもこのままいくのか、それとも増額するのか注目です。

 

追加利下げにしても、QEの増額にしても問題を抱えていて、マイナス金利を深掘りして効果があるのか、QEを増額してEUのルールの範囲内で買い入れする国債が残っているのか、リバーサルレート(金融緩和の効果と副作用の転換点・レート)は近づいていないのかなどについて、どう対応するのか声明文や記者会見に注目です。

 

 

 

2)リスクオフ

 

先週もCOVID-19(新型コロナウイルス)の影響で世界中がリスクオフに傾いています。

カリフォルニア州では緊急事態宣言、イタリアでは日本と同様に学校が休校、多くの国が渡航制限や入国規制など、人とモノの移動を縮小して経済活動が低迷していくような政策が出てきています。

 

そのような状況で、先行きが見えないことがさらに不安となり株価は下落、安全資産に資金が流入しています。

各国政府は支援策や対策予算案などを発表、米・加・豪中銀をはじめ多くの中銀が利下げなど金融緩和を実施しています。

ただ、効果は限定的で、株価の下支えとはならず下落を続けています。

 

今週も多くの対策が発表されると思いますが、株価の下支えとなるのか、リスクオフの流れに負けて株価下落を続けるのか注目しています。

 

また、リスクオフの要因となっているCOVID-19(新型コロナウイルス)の終息が見えてくるのか、最悪の状況がハッキリしてくるのか、見通しが立つのか注目しています。

 

 

 

3)米大統領選民主党予備選

 

先週は米国で大統領選挙の重要なスーパーチューズデイで、民主党候補者がサンダース氏とバイデン氏に絞られてきました。

左派のサンダース氏が出足好調でしたが、出遅れていたバイデン氏に追い越されました。

 

ウォール街(米国市場)はサンダース氏の政策に懸念を示しており、先週のスーパーチューズデイで中道のバイデン氏が逆転したことを好感して株価は上昇しました。

 

逆転したとはいえ、両者の差は接戦状態です。

次の予備選は3月10日にミシガン州、ワシントン州、アイダホ州、ミシシッピ州、ミゾーリ州、ノースダコタ州で予定されており、352人の代議員の配分先が決まります。

3月10日の予備選の結果で、再度逆転の可能性もあります。

予備選の結果と株価に要注意です。

 

 

 

◎今週のイベントスケジュール

 

3月8日(日曜日)

 

米国サマータイム移行

 

 

3月9日(月曜日)

 

08:50 JPY 日GDP(10~12月期)(改定値)

15:45 CHF スイス失業率

21:00 MXN メキシコCPI(消費者物価指数)

21:15 CAD カナダ住宅着工件数

21:30 CAD カナダ建築許可件数

 

 

3月10日(火曜日)

 

09:30 AUD 豪NAB企業信頼感指数

10:00 NZD オアRBNZ総裁発言

10:30 CNY 中国CPI(消費者物価指数)

15:00 NOK ノルウェーCPI(消費者物価指数)

19:00 EUR ユーロ圏GDP(Q4)(確定値)・雇用統計

 

 

3月11日(水曜日)

 

02:00 USD 米3年債入札

07:00 AUD デベルRBA総裁補佐発言

08:30 AUD Westpac消費者信頼感指数

18:30 GBP 英GDP

21:30 USD 米CPI(消費者物価指数)

23:30 USD 原油在庫量

 

 

3月12日(木曜日)

 

02:00 USD 米10年債入札

03:00 USD 月次財政収支

17:30 SEK スウェーデンCPI(消費者物価指数)

21:45 EUR ECB理事会・政策金利・声明文発表

22:30 EUR ラガルドECB総裁記者会見

 

 

3月13日(金曜日)

 

02:00 USD 米30年債入札

06:00 NZD Westpac消費者信頼感指数

06:30 NZD NZ製造業PMI

16:00 EUR ドイツHICP(消費者物価指数)

16:45 EUR フランスHICP(消費者物価指数)

17:00 EUR スペインHICP(消費者物価指数)

23:00 USD ミシガン大学消費者信頼感指数

 

 

3月14日(土曜日)

 

02:00 USD ベイカーヒューズ社リグカウント

 

 

 

 

 

 

 

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岡ちゃんマン
岡ちゃんマン
年利10%~20%を目指す個人投資家 中卒→造園業(庭師)→体を壊し無職→FX歴10年。 ファンダメンタルズ分析を使った中長期の裁量トレードが中心。 ファンダメンタルズ分析を使って、EAにトレードをしてもらう手法に挑戦中!
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