CHoCHのあと、レンジが続いたら?|上位足MAとBOSで読み解く下落再開【DWM実践チャート解析 EP.08】
DOWWAVE MARKER | DWM実践チャート解析シリーズ EP.08
CHoCHのあと、レンジが続いたら?
上位足MAとBOSで読み解くレンジ相場からの下落
USDCHF/15分足を題材に、CHoCH確定後の長いレンジと、上位足中期・長期MAを下抜けて強い下落へ移る流れを確認します。
CHoCHが確定したのに、その後なかなか相場が動かない。
そんな場面では、何を確認すればよいのでしょうか。
DowWave Marker(DWM)実践チャート解析シリーズの第8回は、CHoCH確定後に上位足中期MAが下値を支え、長期間レンジが続いたUSDCHF(ドルスイス)15分足を取り上げます。
レンジの解消からBOS確定、さらに上位足長期MAを強く下抜けるまでを、一つの流れとして読み解きます。
今回のテーマは、レンジ相場の最中に、相場構造と上位足MAから何を読み取るかです。
急落した結果だけでなく、その前に続いた保ち合いの過程に注目します。
動画:DWM実践チャート解析シリーズ EP.08
再生できない場合は YouTubeでEP.08を見る
DWMの各機能をご自身のチャートで確認したい方は、14日間無料お試し版の詳細をご覧いただけます。
01 / STRUCTURE CHANGE
CHoCHが確定しても、すぐにトレンドは進まない
まずはローソク足の値動きです。
序盤で上下動を繰り返したあと、CHoCH▼が確定して下落方向への構造変化が示されます。
しかし、その後の価格は一直線に下がったわけではありません。
CHoCHは、直前までの高値・安値の構造が崩れたことを捉える材料です。
確定後の値動きがどう推移するかを、引き続き見ていくことが欠かせません。
02 / RANGE & HIGHER-TIMEFRAME MA
レンジの下値を支えた上位足中期MA
今回の中心となるのが、CHoCH▼確定後のレンジ期間です。
反発と下落が何度も繰り返されながら、4時間足の中期MA付近で下げ止まる動きが続きました。
15分足のCHoCHでは下落方向への構造変化が示されていても、上位足の中期MAが下値を支えている間は、下落が進みにくい局面があります。
レンジの内部では高値・安値の更新状況とMAとの位置関係を合わせて確認します。
上位足中期MAに支えられている間は、レンジ上抜けの可能性も残ります。
「下落するはず」と決めつけず、どの水準を抜けたかを観察することが環境認識の基本です。
03 / BOS & MOMENTUM
中期MA下抜けとBOS確定、そして長期MAの突破
その後、価格がレンジの下方向へ動き、上位足中期MAを下抜けた局面でBOS▼が確定します。
CHoCHによる変化を起点に、下落方向への構造継続を確認できる場面です。
さらに注目したいのが、中期MAの直下に位置する4時間足の長期MAです。
価格はこの長期MAを強い下落のモメンタムキャンドルで下抜け、その後も戻り高値を切り下げ、安値を更新していきます。
ここでの上位足MAの下抜けとBOSの確定は、それぞれ別の判断材料です。
BOSの判定条件がMAの下抜けであるという意味ではなく、ダウ波による構造継続と、上位足MAに対する価格の強さを組み合わせて評価するということです。
04 / WATCHING ON H4
下落終盤で確認できる上位足Watching
下落の終盤では、チャートに表示された東京安値の直下に、上位足のBOS▼ Watching(H4)の候補水準があります。
価格は、その上位足の構造水準付近で反発し、強い下落はいったん止まっています。
Watchingは上位足の構造を監視する候補表示であり、確定したBOSではありません。
15分足で確定したBOS▼と、4時間足の未確定のWatchingを分けて見ることが大切です。
なお、この記事の主題は出口戦略ではありません。
東京安値を事前の利確目標として扱うのではなく、下落がいったん止まった付近に、上位足の構造上の候補水準が表示されている例として取り上げています。
05 / PRACTICAL CHECK
レンジ相場を判断する4つの視点
レンジは「方向が分からない時間」である一方、どの水準が支持・抵抗となり、何を抜けると状況が変わるかを整理できる時間でもあります。
CHoCH・BOSと上位足MAを組み合わせることで、値動きを段階的に評価できます。
06 / DOWWAVE MARKER
相場構造を見極め、レンジの内部も読み解く
DowWave Marker(DWM)は、ダウ理論に基づくダウ波・CHoCH・BOSの可視化を中心に、上位足・執行足の移動平均線、市場高安値、前日・前週高安値、Pivot、FVG、Order Blockなどを同じチャートで確認できる裁量トレード向けの環境認識インジケーターです。
今回のUSDCHF/M15では、相場構造の変化 → 上位足中期MAに支持されたレンジ → BOS確定 → 上位足長期MA下抜けと強い下落という流れを、一つの画面で整理できます。
07 / 14-DAY FREE TRIAL
14日間無料お試し版でチャートの見方を確認
ご自身の銘柄や時間足で、CHoCH・BOSと上位足MAがどのように表示されるか。
DWMの14日間無料お試し版でご確認いただけます。
08 / SUMMARY
まとめ:レンジの意味は上位足MAとの関係で変わる
EP.08で取り上げたのは、CHoCH▼確定後に上位足中期MAが下値を支え、レンジが長く続いたUSDCHF/M15の局面です。
中期MAを下抜けたところでBOS▼が確定し、さらに長期MAを強いモメンタムキャンドルで下抜けたあと、下落が継続しました。
大切なのは、CHoCHが出たからすぐ売る、レンジを抜けたからすぐ売るという単純な判断ではなく、上位足MA・ダウ波の構造・ローソク足の勢いを、順番に確認することです。
See the Structure. Follow the Trend.相場構造を見極め、トレンドに沿う。
※ 掲載チャートの市場高安値・上位足Watchingなどは、チャート右端に表示された状態です。過去の各時点に同じ水準・ラベルが表示されていたとは限りません。
※ DowWave Markerは相場分析の補助ツールであり、将来の値動きや利益を保証するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
