「このペンを俺に売ってみろ」から考える
「このペンを俺に売ってみろ」
映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』の有名な場面。
一本のペンを差し出し、
「このペンを俺に売ってみろ」
と問いかける。
多くの人は、ペンの説明を始めます。
書きやすい。
デザインがいい。
インクが長持ちする。
つまり、商品の機能を説明しようとする。
しかし、その中の一人は違いました。
ペンの説明をする代わりに、メモを差し出してこう言います。
「ここに名前を書いてくれ」
「ペンがない」
そこでペンを差し出す。
「そうだ。需要と供給だ」
先に説明したのは、ペンの性能ではありません。
先に作ったのは、
「ペンが必要になる状況」
でした。
大切なのは、商品の機能を並べることではなく、
相手が何を必要としているのか。
そこから考えることです。
では、トレーダーが本当に必要としているものは何でしょう。
もう一つ、エントリーサインが必要でしょうか。
もっと複雑なインジケーターでしょうか。
勝率の高そうな手法でしょうか。
もちろん、それらを探すこと自体は悪くありません。
しかし、実際のトレードを思い返してみてください。
あなたがトレードで一番すり減らし、本当に解決を必要としているのは、
「入る場所」でしょうか。
それとも、「入った後の、あの胃の痛くなるようなストレス」でしょうか
エントリーポイントが来た。
SLも決めた。
そこで、
「このSL幅なら何Lotで入ればいい?」
と計算を始めたことはないでしょうか。
あるいは、
「いつもこのくらいやから」
と同じLotで入ったものの、SLまでの距離がいつもより広く、負けた時になって初めて想定以上の損失に気づく。
逆に、エントリーそのものはうまくいった。
含み益も出た。
ところが今度は、
全部利確するのか。
一部だけ確保するのか。
まだ伸ばすのか。
SLを建値へ移すのか。
どこまで利益を守ればいいのか。
入った後にも、判断することはいくらでもあります。
トレードは「入る場所」だけではない。
トレーダーの間で長く読まれてきた一冊、『デイトレード』。
その中に、こんな一節があります。
--------------------------------------------------------------①ポジションの適切なとり方、
②ポジションの適切な管理法、
そして、もちろん、
③ポジションの適切な手仕舞い方に全面的に依拠している。
--------------------------------------------------------------この言葉を読んだとき、Profit Manager Proが大切にしている考え方と、非常に近いものを感じます。
PMPが目指しているのは、
トレーダーが「このトレードをどう組み立てるのか」という本来の判断に集中できるようにすること。
どれだけのリスクでポジションを持つのか。
入った後、そのポジションをどう守るのか。
そして最後に、どう手仕舞うのか。
エントリーは、もちろん重要です。
しかし、良いエントリーだけでトレードが完結するわけではありません。
Profit Manager Proは、
「ここで買え」
「ここで売れ」
と教えるツールではありません。
エントリーを決めるのは、トレーダー自身です。
その代わり、
入ると決めた後から、ポジションを閉じるまで。
そこを手伝います。
① ポジションを、どう取るか。
たとえば同じ1Lotでも、
SLまで10pipsの場合と、
SLまで50pipsの場合では、
負けた時の金額はまったく違います。
それなのに、
Lotをいつも同じにする。
あるいは、
その場の感覚でLotを決める。
これでは、トレードごとにリスクが変わります。
PMPの考え方は違います。
先に決めるのはLotではありません。
「このトレードで、資金の何%までリスクを取るか」
です。
たとえばRisk 2%。
SLまでの距離を決めれば、その距離と設定したリスクから適正Lotを計算する。
SLが近ければLotは大きくなる。
SLが遠ければLotは小さくなる。
つまり、
Lotを固定するのではなく、リスクを基準にLotを決める。
トレーダーが考えるべきなのは、
「何Lot入れるか」よりも、
「このトレードで、いくらまでなら負けられるのか」
ということです。
② ポジションを、どう管理するか。
エントリーしたら、それで仕事が終わるわけではありません。
相場が有利な方向へ進んだ時、
最初に置いたSLを最後までそのままにしておくのか。
それとも、リスクを減らすのか。
PMPには、
Break Even(BE)
があります。
一定の条件まで価格が進んだ後、SLを建値側へ移動する。
さらに、
STEP TRAIL
では、価格の進行に合わせてSLを段階的に追随させる。
相場が想定以上に伸びそうなら、
ReTG
でターゲットを見直すこともできる。
ここで重要なのは、
「利益が出たからすぐ全部決済する」
でも、
「最初の設定のまま何もしない」
でもありません。
まだ持つなら、どう持つのか。③ ポジションを、どう手仕舞うか。
それもトレードの一部です。
③ ポジションを、どう手仕舞うか。
そして最後に必ずやってくるのが、
出口です。
ここでPMPの、
Single / Double / Triple
という考え方が出てきます。
Single
一つの目標で、シンプルに決済する。
迷う必要がない場面なら、これでいい。
Double
途中で一部を確保し、残りを次の目標へ。
すべてを一度に決済せず、
確保する部分と、伸ばす部分を分ける。
Triple
さらに出口を分け、
段階的に利益を確保していく。
どこが天井なのかを一発で当てる必要はありません。
さらに必要なら、
25%、30%、50%などの部分EXIT
を使って、途中でポジション量を調整することもできます。
相場が毎回違うなら、出口も一つである必要はない。
勢いよく伸びる相場もあります。
少し進んでは戻る相場もあります。
含み益が出ても、そのまま全部吐き出してしまう相場もあります。
それなのに、
毎回まったく同じ利確方法を使う必要があるでしょうか。
PMPが用意したのは、
「これが正しい出口です」
という一つの答えではありません。
Single。
Double。
Triple。
Break Even。
STEP TRAIL。
部分EXIT。
ReTG。
相場を見ながら、
確保する。
守る。
伸ばす。
その中から、トレーダー自身が選べるようにしたものです。
エントリーは一度。
出口は、選べる。
Profit Manager Proは、
勝てる場所を教えるEAではありません。
未来の値動きを予測するツールでもありません。
トレーダーが自分で決めたエントリーを、
どれだけのリスクで持つのか。
そのポジションを、
どう管理するのか。
そして、
どう終わらせるのか。
そこを、できるだけシンプルに実行するためのツールです。
確保する。守る。伸ばす。
PROFIT MANAGER PROv5.00
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