【ザ・トレーディング編】第18回:相場の「ブレーキランプ」を見逃すな!プロが使う最強の検閲官『インパルスシステム』??

前回の記事では、バラバラのインジケーターを組み合わせる「トレーディングシステム」の重要性と、トレード前に必ず「仕掛け・利食い・損切り」の3つの数字を紙に書くという鉄の掟についてお話ししました。
今回は、エルダー博士が開発した最強の「検閲官」とも言える『インパルスシステム』について、じっくりと解説していきます。
このシステムは、「ここで買え!」というピンポイントのシグナルを出すものではありません。そうではなく、「今は絶対に買ってはいけない!」「今は絶対に空売りしてはいけない!」という致命的なミスを未然に防いでくれる、命綱のようなシステムです。
? チャートを「3つの色」で塗り分ける

インパルスシステムは、2つの強力な指標を組み合わせて、相場の「勢い(モメンタム)」を視覚的な「色」で教えてくれます。
使う指標は以下の2つです。
指数移動平均(EMA): トレンドの「方向」を示します(例:13日EMAなど)。
MACDヒストグラム: トレンドの「勢い」を示します。
博士のシステムでは、この2つの指標の「傾き(前日と比べて上向きか下向きか)」を組み合わせ、チャートのバー(ローソク足)を自動的に3つの色に塗り分けます。
? 緑色(強気): EMAが上向き + MACDヒストグラムが上向き
トレンドも上、勢いも上の状態です。
? 赤色(弱気): EMAが下向き + MACDヒストグラムが下向き
トレンドも下、勢いも下の状態です。
? 青色(中立): 2つの指標が反対の方向を向いている時(例:EMAは上向きだが、MACDヒストグラムは下向きなど)
強気と弱気が拮抗している状態です。
最近のチャートソフト(TradingViewなど)を使えば、簡単な設定でローソク足の色をこの条件で自動的に変えることができます。
? 絶対に逆らってはいけない「赤」と「緑」の警告
この3つの色が教えてくれるルールは、極めてシンプルかつ強烈です。
【インパルスシステムの鉄の掟】
バーが緑色?の時は、絶対に「空売り」をしてはいけない!
バーが赤色?の時は、絶対に「買い」を入れてはいけない!
インパルスシステムは「トレードの検閲官」です。「ここで買え」とは教えてくれませんが、「あなたの計画が、今の相場の勢いと完全に逆行しているから、今すぐその注文をキャンセルしろ!」と警告してくれます。
例えば、あなたが「そろそろ底だろう」と逆張りの買いを狙っていたとします。しかし、チャートのバーが真っ赤?に染まっていたら、それは「ダンプカーが猛スピードで突っ込んできているのに、道路の真ん中に立ちふさがろうとしている」のと同じです。 バーが少なくとも「青(中立)」に変わるまでは、絶対に買いボタンを押してはいけません。
?♂️ 逃げる時は「赤」が点灯した瞬間!

インパルスシステムは、エントリーを制限するだけでなく、「手仕舞い(利益確定や損切り)」のタイミングにおいても最強の威力を発揮します。
博士は短期トレードにおいて、このシステムを以下のように使います。