【開発裏話】注文決済操作と情報表示を分けた理由。
こんにちは、マイスタです。
今回は、SmartOrderProEAとMarketPanelの開発について、少し裏話を書いてみようと思います。
■ 注文操作のためのEAに、何でも詰め込むべきか?
ツールを開発していると、あれも表示したい、これも確認できるようにしたい、と機能が増えていきがちです。
特にトレード中は、保有ポジションの損益や各種情報を一目で確認できると便利ですよね。
ただ、私はSmartOrderProEAを開発する際、あえて注文・決済の操作に特化させる方針を取りました。
理由はシンプルです。
注文操作を担うEAには、注文操作に必要な機能を集中させたい。
情報表示まで一つの画面に詰め込むのではなく、それぞれの役割を分けた方が、自分の考える設計に合っていたからです。
もちろん、表示機能が多いこと自体が悪いわけではありません。何を優先するかは、開発者によって考え方が違う部分だと思います。
■ それでも、どうしても確認したい情報がある
注文・決済の操作に特化するといっても、実際のトレードでは欠かせない情報があります。
その一つが、現在保有しているポジションの損益です。
注文を出すための操作画面と、保有状況を確認するための情報表示。
この二つは、どちらも必要ですが、必ずしも同じ場所にまとめる必要はありません。
そこで、情報表示を担当するのがカスタムインジケーターのMarketPanelです。
SmartOrderProEAは注文・決済の操作を担当し、MarketPanelは価格やスプレッド、保有ポジションなどの情報表示を担当する。
それぞれに役割を持たせることで、操作画面に情報を詰め込みすぎない構成にしています。
■ 大きなパネルよりも、自分に必要な役割を考える
画面いっぱいに情報を配置したパネルは、必要な情報をまとめて確認できるという利点があります。
一方で、私はチャート上の情報量を増やしすぎず、必要なものを必要な場所で確認できる環境を目指しています。
注文操作は注文操作、情報確認は情報確認。
どちらか一方を優先するという話ではなく、それぞれの役割を明確にするという考え方です。
もちろん、これは私自身の開発方針であって、すべてのトレーダーにとっての正解というわけではありません。
ただ、長く使う道具だからこそ、機能を追加することだけでなく、何を追加しないかも大切にしています。
■ 二つの役割を、一つの環境に
SmartOrderProEAは注文・決済の操作に特化し、MarketPanelは価格やスプレッド、保有ポジションの損益などの情報表示を担当する。
それぞれ別の役割として開発してきましたが、実際に使う場面を考えると、この二つは組み合わせてこそ設計意図が伝わりやすいと感じています。
そこで今回、SmartOrderProEAの配布ファイルに単品販売中のMarketPanelを無料で同梱する形にしました。
注文操作に必要なものはEAに、確認したい情報はインジケーターに。
機能を一つに詰め込むのではなく、役割を分けながら、裁量トレードに必要な環境を整えていく。
これからも、そんな考え方を大切にしながら開発を続けていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。