【勝った記録を盛らない理由】事実と解釈を別の欄に書く
利確したあとに記録を書いていたら、入る前は一行だった理由が、五行に増えていた。気持ちよく書き足して、そのまま閉じていませんか?
足した四行は、入る前の自分には見えていなかったものです。
勝った回の記録は、どう書けば次の一回に使えるのでしょうか?
こんばんは!
まさしです^^
今回は、勝った回にも後付けの理由を足さないための、事実と解釈を分ける書き方の話です。
勝った回の理由は、入る前に書いた分だけを残す。
? 一行だった理由が、利確のあとに五行になった
少し前の夜、こんな記録を書いていました。
入る前に書いた理由は、この一行だけです。
【上位足の壁の手前で、下位足が二回止まった】
利確したあと、同じ欄にこんな行が増えていました。
【流れに乗れていた】
【買いが強い日だった】
【読みどおりだった】
【ロットもちょうどよかった】
どれも嘘ではないんです。
ただ、入る前の画面を思い出すと、この四行を確かめた覚えは一つもありませんでした(;'∀')
? 書き足した四行は、どこから来たのか?
答えは単純で、結果を見た目から来ています。
利益で終わったチャートを見ると、上がった理由はいくらでも見つかるんです。
流れに乗れていた、は上がったあとだから言えることです。
買いが強い日だった、も一日が終わってから分かることでした。
つまり四行とも、入る前の判断ではなく、結果の感想なんですよね。
感想を理由の欄に書くと、次に読み返した時、自分がそれを見て入ったように見えてしまいます。
? 結果を知ってから書いた言葉は、どれだけ正しくても、入る前の理由にはなりません。
⚠ 盛った勝ちは、次の負けを説明できなくする
これが困るのは、同じ形で負けた日です。
勝った回の記録には、理由が五つ並んでいます。
負けた日を見返すと、五つのうちどれが欠けていたのかを探し始めます。
流れか、強さか、読みか。どれでも説明できてしまうので、直す場所が決まりません。
すると、次の回から条件を一つずつ足したくなります。
もとの理由は一行だったのに、記録の上では、いつの間にか五つの条件で入っていることになるんです。
勝った回に足した一行は、次の負けの日に、直す場所をぼかす。
? 事実の欄と、解釈の欄を分ける
そこで、記録の欄を分けます。
事実の欄には、画面にあったものだけを書きます。
事実の例:【前に止められた高値の手前で、下に二回はね返された】
解釈の欄には、それを見て自分がどう思ったかを書きます。
解釈の例:【下で買われていそうだと思った】
事実は、あとから誰が見ても同じものです。
解釈は、その時の自分の考えで、外れることもあります。
二つを分けておくと、外れた時に、どちらが違っていたのかを分けて見られるようになります!
✅ 勝った回の記録の使い方
書く順番は、入る前と、終わったあとで分けます。
・入る前に、事実と解釈を短く書いておく
・終わったら、結果の欄に決済の値段と理由だけ書く
・あとで気づいたことは、別の欄にまとめておく
ポイントは、入る前に書いた二行には、終わったあとで一文字も足さないことです。
勝った回ほど、ここに言葉を足したくなるんですよね。
足したくなった言葉は、消さずに別の欄へ移します。
欄の名前は【あとで気づいたこと】くらいで十分です。
? 見るポイントは、その行を書いた時刻
記録を読み返す時に、いちばん見てほしいのは中身より時刻です。
その行は、入る前に書いたものか、終わったあとに書いたものか。
入る前に書いた行だけが、その時の自分が実際に見ていたものです。
終わったあとの行は、どれだけ鋭くても、結果を知っている自分の言葉です。
だから僕は、行の頭に【前】【後】と一文字だけ付けています。
並べて見た時に、【後】の行が理由の欄に紛れ込んでいないかが、ひと目で分かります。
読み返す時は、中身より先に、書いた時刻を見る。
? あとで気づいたことは、捨てなくていい
ここまで読むと、あとから気づいたことは書くな、と聞こえるかもしれません。
でも、それは少し違います。
流れに乗れていた、という気づきも、使い方次第では役に立ちます。
ただし、それは今回の勝ちの理由ではなく、次に確かめてみる候補です。
次の回で、入る前にその流れを本当に画面で確かめられるか。
確かめられたなら、そこで初めて事実の欄に入ります。
? あとで気づいたことは、次回の候補。今回の理由には入れない。
? GOLD特効薬を、勝った理由の辞書にしない
GOLD特効薬は、見る場所、待つ理由、やめる場所を、
GOLDで毎回同じ順に確かめるための教材です。
ただ、使い方を間違えると、勝ったあとに理由を探す辞書になります。
利益で終わってから教材をめくると、その勝ちに合う説明がいくらでも見つかるからです。
教材を開くのは、入る前の二行を書く時です。
終わったあとに開くと、事実の欄ではなく、解釈の欄を太らせることになります。
道具が判断を代わりにやるわけではないので、二行を書いて、あとから足さない手間は自分の側に残ります。
勝った理由をきれいに説明してほしい人には、向かない教材だと思います。
? まとめ:勝った回にも、足さない
勝った回の記録には、気持ちよく言葉を足したくなります。
でも、その言葉の多くは、結果を見た目から出てきたものです。
今回持ち帰ってほしいのは、この三つです。
・事実と解釈は、別の欄に書く
・入る前に書いた二行には、あとから足さない
・あとの気づきは、次回の候補として別の欄へ
勝った回を盛らずに残しておくと、同じ形で負けた日に、どこが違ったのかを一行同士で比べられます。
この書き分けを自分で続けていくか、GOLD特効薬で入る前の見方から整理するかは、選んでもらえたらと思います。
次に勝った夜は、理由の欄を書き足す前に、行の頭の【前】【後】だけ確かめてみてください^^
いつも読んでいただきありがとうございます^^