勝てない原因は「負け方」を調べれば見えてくる
おはようございます。あんちゃんです。
FXで負けると、多くの人は次の「勝てる方法」を探します。
新しい手法を探す。
インジケーターを変える。
設定を変える。
YouTubeやSNSで別のトレーダーのやり方を調べる。
私も同じでした。
しかし10年間検証を続けてきて、考え方が変わりました。
勝てない原因を知りたいなら、次の勝ち方を探すより、まず自分がどう負けたのかを調べた方がいい。
負けたトレードの中には、次に何を検証すべきかという材料が残っているからです。
負けたら「なぜ?」を一つずつ調べる
例えば、上昇していると思って買ったのに、その直後から下落して損切りになったとします。
以前の私なら、
「方向を読み間違えた」
で終わっていました。
でも、それだけでは何も分かりません。
本当に方向が間違っていたのか。
入る場所が悪かったのか。
入るのが早かったのか。
大きく上昇した後を追いかけてしまったのか。
それとも、決めたルールどおりに取引したうえで発生した負けなのか。
同じ「負け」でも、原因は同じではありません。
そこで私は、負けたチャートを見直し、勝った時との違いを探すようになりました。
原因を見つけただけでは終わらない
ここで重要なのは、
「たぶん、これが原因だ」
で終わらせないことです。
一つ原因らしいものを見つけたら、それを仮説にします。
そして過去のチャートで同じ条件を調べます。
本当にその条件の時に負けやすいのか。
その条件を外したら結果は改善するのか。
別の時期でも同じことが起きているのか。
何度も確認します。
すると、最初は原因だと思っていたものが、実は関係なかったということもあります。
その場合は捨てます。
そして、また別の仮説を立てます。
負ける
↓
原因を考える
↓
過去チャートで確かめる
↓
違えば捨てる
↓
残ったものをさらに検証する
私はこれを繰り返してきました。
数回勝っただけでは「答え」にしない
検証をしていると、
「これだ」
と思う瞬間があります。
新しく考えた条件が数回続けてうまくいけば、答えを見つけたような気になります。
私も何度も経験しました。
ところが、検証する期間を広げると通用しなくなる。
相場の状況が変わると結果が崩れる。
そんなことが何度もありました。
だから私は、
「うまくいった」と「再現できる」を分けて考える
ようになりました。
一度うまくいっただけでは、ルールにはしない。
条件や時期を変えて検証して、それでも必要だと判断したものだけを残す。
この作業を繰り返しました。
負けを全部なくそうとするわけではない
ここも大切です。
負けた原因を調べる目的は、負けをゼロにすることではありません。
どんな方法でも、すべての値動きを取ることはできません。
ルールどおりに取引しても負ける時はあります。
それなら、その負けは受け入れるしかありません。
問題なのは、
ルールそのものに問題がある負けなのか、それともルールどおりにやった結果として発生した負けなのか。
ここを分けることです。
前者なら検証する。
後者なら、負けたからという理由だけでルールを変えない。
これを区別しないと、一回負けるたびに手法を変えることになります。
それでは、いつまでたっても同じ条件で検証できません。
「昨日の負け」が検証材料になる
負けた日は気分がいいものではありません。
私も、
「なんでここで入ったんだ」
「もう少し待てばよかった」
と思ったことは何度もあります。
しかし、そのまま終われば負けはただの損失です。
チャートを残して、
なぜ負けたのか。
同じ負け方を繰り返していないか。
本当に改善すべき部分なのか。
そこまで調べれば、負けたトレードは検証材料になります。
だから私にとって、
昨日の負けは、明日の検証材料です。
10年間でやってきたことは、特別な未来予測ではありません。
仮説を立てる。
検証する。
違えば捨てる。
残ったものを、さらに検証する。
その繰り返しでした。
そして長く続けるほど、私は「勝てる形を探すこと」よりも、別のことを重視するようになりました。
同じ場面を見た時に、毎回同じ基準で判断できるか。
いくら過去の成績が良くても、その日の感覚によってエントリーや利確の判断が変わってしまえば、同じトレードを繰り返すことはできません。
私が10年間の検証で最後まで追い続けたのは、勝率の高そうな形ではなく、再現できる判断基準でした。