どの時間足で引いたラインか、見分けがつきますか?
15分足のチャートに、水平線が何本も引いてある。そのうちどれが4時間足で引いた大事なラインで、どれが15分足で引いた短期のラインなのか。しばらく経つと、分からなくなってしまうことがあります。
複数の時間足で分析していると、ラインの「出どころ」が分からなくなる問題がよく起きます。今回は、その見分け方を整理します。
見分けがつかないと何が困るのか
MTF分析では、上位足と下位足のラインに異なる役割を持たせる方法があります。
- 上位足で繰り返し反応した価格:分析上の節目として扱う
- 15分足で一度止まっただけの価格:短期的な目安として扱う
役割を分けている場合、これを取り違えると、
- 短期のラインを大事なラインだと思って、そこで逆張りしてしまう
- 大事なラインを見落として、その手前で損切りを置いてしまう
といった判断のずれが起きます。
手作業でできる見分け方
1. 色で分ける
時間足ごとに色を決めておきます。例:日足は赤、4時間足はオレンジ、1時間足は青。
2. 太さや線の種類で分ける
上位足ほど太く、下位足は細い点線にするなど。
3. 名前を付ける
ラインのプロパティで、「H4_抵抗」のように時間足と役割を名前に入れておきます。MT5のオブジェクトリスト(Ctrl+B)で一覧を見たときに、すぐに分かります。
4. 表示する時間足を指定する
MT5のオブジェクトには、表示する時間足を選ぶ設定があります。下位足でだけ使うラインを上位足で表示しない、といった使い分けができます。
ルールを決めておくことが大事
どの方法でも、一番大事なのは「毎回同じルールで引く」ことです。その日の気分で色を変えると、見分けるための目印になりません。最初に簡単な表を作っておくのがおすすめです。
注意点
色や名前で分けても、ラインの本数が多すぎると見分けにくくなります。使い終わったラインは消す習慣も合わせて持っておくと、画面がすっきりします。
作成元の時間足をラベルで表示する
上位足のラインを下位足でも使うとき、「これは何足のラインか」を毎回確認するのは手間です。
TF Line Relay MT5では、上位足で引いたラインを下位足へ同期するときに、同期先のラインに作成元の時間足(例:H4)のラベルを表示します。どの時間足から来たラインかが、下位足のチャート上でそのまま分かります。
複数チャートで同じラインを使うことが多い方は、TF Line Relay MT5の動作イメージも参考になると思います。