【分かるところだけで入らない】保留を一行で残す日の作り方
火曜の夕方、画面の中で自分がよく分かっている部分が半分だけありました。
入ったあと、分かっていなかったほうから動いて切られています。
……分かるところは合ってたんだけどな。
しばらくこれを、自分をなぐさめる言葉として使っていました。
でも合っていた半分は、結果とほとんど関係が無かったんですよね。
この日から始めた書き方を、そのまま書きます。
増やしたのは分かる欄ではなく、分からない欄のほうでした。
こんばんは!
まさしです^^
今回やめたのは、分かるところだけを根拠にして入ることです。
代わりに決めたのは、分からない部分を一行だけ書き残すことでした。
【保留:上がどこまで続くか分からない】実物はこれだけです。
書いたうえで入っても構いませんし、その日は閉じてもいいです。
二ヶ月ぶん並べたら、自分がいつも同じところを飛ばしていると分かりました。
分かっていなかったほうから動いて切られた、火曜の夕方の話です。
✅ 合っていた半分は、結果と関係がありませんでした
切られたあと、しばらく画面を眺めていました。
自分が読んでいた部分は、たしかに読みどおりだったんです。
だから最初は、運が悪かったと思いました。
翌朝もう一度見て、そうではないと分かりました。
動いたのは、僕が一度も見ていなかったほうです。
見ていない場所から来たものを、運と呼ぶのは無理があります。
というより、来ることを知らなかっただけなんですよね。
合っていた半分は、心地よかっただけで役に立っていません。
そして心地よかったぶん、記憶には強く残ります。
強く残ると、次も同じ半分だけを見ることになります。
この繰り返しが、いちばん抜けにくい形だと思っています。
✅ 合っていた半分は心地よかっただけで、結果には関わっていませんでした。
見ていない場所から来たものを運と呼ぶのは無理があります。知らなかっただけです。
? 分からないところは、そもそも見えていません
ここがいちばんやっかいな部分です。
分からない場所は、分からないという形で目に入りません。
画面には、何も特別なものが表示されないからです。
だから探そうとしない限り、存在ごと消えています。
僕は長いこと、画面を全部見ているつもりでいました。
実際に見ていたのは、自分が読める部分だけです。
読めない部分は、視界には入っていても意識に上がりません。
これ、気をつけるだけではどうにもならないんですよね。
気をつける対象が、そもそも見えていませんから。
だから対策は、注意ではなく手順のほうに置きました。
毎回かならず、分からない欄を一行埋めるという形です。
? 分からない場所は、分からないという形では目に入りません。
気をつけるでは防げません。気をつける対象が、そもそも見えていないからです。
? 分かる材料だけ集めると、確信だけが増えます
なぜ分かる部分ばかり集めてしまうのでしょうか?
理由は、そのほうが気持ちがいいからだと思っています。
読める材料が増えるほど、自分が上達した感じがします。
しかも集めた材料は、たいてい同じ方向を向いています。
同じ方向の材料を三つ並べると、確信はかなり強くなります。
ただ、増えているのは確信であって根拠ではないんですよね。
別々の方向から確かめたわけではありませんから。
僕が大きく持っていかれた回は、ほぼ全部この形でした。
自信があった回ほど、あとで読み返すと材料が偏っています。
偏りは、その場にいると本当に見えません。
見えるようになったのは、分からない欄を作ってからでした。
? 同じ方向の材料を並べて増えるのは、根拠ではなく確信のほうです。
自信があった回ほど、あとで読み返すと材料が同じ方向に偏っています。
? 保留の欄を、一行だけ作りました
やることは、本当にこれだけです。
【保留:上がどこまで続くか分からない】入る前のメモへ、この一行を足すだけです。
書くのは、今この画面で自分が言葉にできない部分です。
うまく言えなくても、場所さえ指せていれば足ります。
分からない理由まで書く必要はありません。
分からない、と認めて場所を指すだけで十分でした。
書いてみると、毎回すんなり出てくるわけではないんですよね。
最初の数日は、何も思いつかない日がありました。
思いつかない日は、たいてい見ていない場所が多い日です。
だから空欄のままにせず、まだ探せていないと書くようにしました。
書き残しておくと、あとで読み返した時に区別がつきます。
? 分からない理由までは書きません。場所を指すだけで十分でした。
実行例:【保留:上がどこまで続くか分からない】
? 保留を書いたあとの、実際の進め方
書いたあとの扱いは、二つに分けています。
その保留が、今回の判断に関わるかどうかです。
関わらないなら、書いたまま入って構いません。
関わるなら、その日は閉じます。
たとえば終わらせる場所の近くに、分からない部分がある時ですね。
そこが分からないと、出口そのものが決められません。
出口が決まらない回は、入ったあとに必ず迷います。
迷った回は、勝っても負けても記録として使えないんですよね。
【保留:出口のすぐ先が読めない/よって今日は閉じる】と残します。
閉じた日も記録は残るので、あとで数えられます。
数えてみると、閉じた日の理由がだんだん同じ言葉に寄ってきます。
寄ってきたら、そこが自分の穴ということになります。
? 出口の近くが分からない日は閉じます。出口が決まらないと必ず迷います。
実行例:【保留:出口のすぐ先が読めない/よって今日は閉じる】
⚠ 保留をゼロにしようとしないこと
始めてすぐ、僕はここで一度つまずきました。
保留が書いてあると、埋めたくなるんですよね。
調べて、分かるようにしてから入ろうとしました。
結果として、入る回数が極端に減りました。
減っただけならまだいいのですが、疲れ方がひどかったです。
画面の前で調べ続けて、結局入らない日が続きました。
ここで考え方を変えています。
保留はゼロにするものではなく、見える状態にしておくものだと。
分からない部分は、いつでもどこかに残ります。
残っていること自体は普通なんですよね。
問題なのは、残っていることに気づかないまま入ることでした。
⚠ 保留はゼロにするものではなく、見える状態にしておくものでした。
分からない部分は必ず残ります。問題は、残っているのに気づかないことです。
? 同じ保留が三回出たら、そこを調べます
毎日書いていると、同じ言葉が何度も出てきます。
三回出たら、そこを調べる週を作ると決めました。
調べるのは画面の前ではなく、相場が閉まっている時間です。
画面の前だと、調べながら入りたくなりますから。
僕の場合、最初に三回そろったのは上の行き先の話でした。
どこまで行くのかが毎回分からない、と書いていたんです。
週末に過去の場面を並べて、そこだけを見ました。
全部が分かるようにはなりませんでした。正直、今も分かりません。
ただ、分からないなりに扱い方は決まりました。
分からない時は幅を狭く見る、という形にしています。
分かるようになることと、扱えるようになることは別なんですよね。
? 分かるようになることと、扱えるようになることは別ものです。
調べるのは画面の前ではなく、相場が閉まっている時間にします。
✔ 保留が多い日は、数量を下げます
もう一つ、数を使った決まりを置いています。
その日に書いた保留が二つ以上なら、数量を下げます。
三つ以上なら、その日は入りません。
数で決めているのは、質で決めると毎回ぶれるからです。
この保留は重い、軽い、という判断が入るとどうにでもなります。
数だけなら、あとから見ても同じ結果になるんですよね。
【保留2つ/よって数量は普段の半分】この形で残します。
始めてから、自信がある日ほど保留が少ないわけではないと分かりました。
むしろ自信がある日に、保留を書かずに済ませていただけでした。
数で縛ると、この手抜きができなくなります。
できなくなったぶん、大きく持っていかれる回が減りました。
✔ 重い軽いで決めるとぶれます。数だけなら、あとから見ても同じ結果になります。
実行例:【保留2つ/よって数量は普段の半分】
❌ 分からないを、分かるまで待ち続けない
逆の失敗も書いておきます。
保留を書く習慣がつくと、今度は待ちすぎる時期が来ます。
全部そろってから、と考えるようになるんですよね。
でも、全部そろう場面はほとんど来ません。
来たと思った時は、たいてい動きが終わったあとです。
だから僕は、保留があっても入る日を認めています。
認める条件は、その保留が出口に関わらないことだけです。
関わらないなら、分からないまま持っていて構いません。
ここを厳しくしすぎると、今度は一回も入れなくなります。
入れない期間が続くと、記録も溜まらないんですよね。
溜まらないと、自分の穴もいつまでも見えないままになります。
❌ 全部そろう場面はほとんど来ません。来た時は、たいてい動きが終わったあとです。
保留があっても入ってよい条件は一つ。その保留が出口に関わらないことです。
? 書き方ひとつで、迷いの質が変わります
同じ分からないでも、書き方で扱いやすさが変わります。
なんとなく不安、と書いた日は、あとから何も分かりません。
不安は気持ちなので、場所を指していないからです。
指すのは場所と、そこで分からない中身です。
この二つが入っていれば、短い一行でも十分でした。
それから、分からないと書くのは負けではありません。
むしろ分かったつもりのほうが、ずっと危ないです。
分かったつもりの回には、確認した跡が残りませんから。
跡が残らない回は、翌月に読み返しても材料になりません。
書けば材料になり、書かなければ消えます。
たった一行の差ですが、二ヶ月ためると差がはっきり出ました。
? 分からないと書くのは負けではありません。分かったつもりのほうが危ないです。
不安とだけ書かず、場所と、そこで分からない中身の二つを書きます。
? 道具は、分からない部分を教えてくれません
候補を並べてくれる道具は、探す時間をかなり減らしてくれます。
僕も使っていますし、朝の負担は軽くなりました。
ただ、今日の話でいちばん大事な部分は道具の外にあります。
自分が何を分かっていないか、は外からは見えません。
むしろ道具を入れると、この部分が見えにくくなります。
候補が目に見えると、調べ終わった感じになるからです。
見えたことと、確かめたことは別なんですよね。
だから道具を入れた週こそ、保留の欄を必ず埋めます。
埋めてみると、表示が出ている日にも保留が普通に残ります。
残るのが当たり前で、それを見たうえで数量を決めます。
表示の有無と、分かっている量は別の話なんです。
? 表示が出ている日にも、保留は普通に残ります。それが当たり前です。
道具を入れた週こそ、保留の欄を必ず埋めます。見えにくくなるからです。
⭕ この書き方が合わない場合
最後に、合わない場合も書いておきます。
一日に何十回も入る方には、毎回書くのは現実的ではありません。
その場合は、数量を上げる時だけ書く形がいいと思います。
それから、決めた条件だけで機械的に入ると決めている方にも不要です。
分からない部分を判断に混ぜない作りなら、保留の欄は要りませんから。
この書き方が効くのは、自信があった回ほど大きく外す時です。
僕がずっと抜けられなかったのが、まさにそこでした。
始めてすぐ数字が変わったかというと、そうではありません。
最初に変わったのは、外した時の受け止め方のほうでした。
運が悪かった、で終わらなくなったんですよね。
終わらなくなったぶん、次の一回で直す場所が決まるようになりました。
⭕ 最初に変わったのは数字ではなく、外した時の受け止め方のほうでした。
向いていない方:一日に何十回も入る方、条件だけで機械的に入ると決めている方
? まとめ:分からない場所を、一行だけ残す
合っていたのは画面の半分で、動いたのは見ていなかったほうからでした。
そこで残すようにしたのが【保留:上がどこまで続くか分からない】この一行です。見ていない場所から来たものを運と呼ぶのは、さすがに無理がありましたから。
書き方は簡単で、入る前のメモに分からない欄を一つ足すだけです。
その保留が出口に関わるなら、その日は閉じます。出口が決まらない回は、入ったあとに必ず迷うからです。
保留が二つ以上なら数量を下げ、三つ以上なら入りません。重い軽いで決めると、毎回ぶれてしまいます。
同じ保留が三回出たら、相場が閉まっている時間に調べます。分かるようにならなくても、扱い方は決められます。
自信があった回ほど大きく外してしまう方は、分からない欄を一行足すところから試してみてください^^
いつも関わっていただいてありがとうございます^^