155円は割れた,流れは下のまま,ただし今週はFOMCと日銀があるので、大きく振れる。
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155円は割れた。流れは下のまま。
ただし今週はFOMCと日銀があるので、大きく振れる。
前の週に「155円を割ったら下げが大きくなる」と警戒していた
とおりの展開になりました。実際に155円を割り、152.89円まで
下げています。
今週(9/7〜9/11)に何が起きたか
▼ 155円が完全に割れた
9/7(月) 156円台
↓
9/9(水) 154円台 ← 155円を明確に下抜け
↓
9/10(木) 152.89円まで下落(週の安値)
↓
9/11(金) 153.24円で終了
ずっと支えだった155円を、はっきり下に抜けました。
★ 支えを失った線は、今度は上を押さえる「フタ」に変わる
つまり155円は、これからは「上がってきたら跳ね返される場所」
として働きやすくなります。
▼ 週足で2週連続の大きな陰線
1週間を1本のローソクにまとめた「週足」で見ると、
大きな下落のローソクが2本続けて出ました。
→ 「円が買われている」流れがはっきり出ているサイン
日足の細かい上下ではなく、週単位で見ると
方向がよりはっきり見えます。
▼ いまは小さなレンジの中
上 155円手前
↕ 上下2円ほどの狭い範囲
下 153円前後
急落したあと、いったん止まってこの狭い範囲を
行ったり来たりしています。
★ ここを上下どちらかに抜けるまでは、無理に動かない
「利上げ=円高」とは限らない理由
今週は水曜にアメリカ(FOMC)、金曜に日本(日銀)と、
日米そろって利上げが予想されています。
「日本が利上げするなら、円が買われて円高だ」
……と考えるのが自然ですが、実はそう単純ではありません。
▼ 「織り込み済み」とは
これから起きることを、市場が先回りして値段に反映して
しまっている状態のことです。
価格
│発表の日
/ ̄│\_/\_
/ │
/ │
/ │
期待で買われる │ 出尽くしで伸びない
発表の日を待たずに、期待だけで価格が動いてしまう。
だから予想どおりの結果が出ても、もう動かないことが
よくあります。
★ 相場の格言:「噂で買って、事実で売る」
▼ 今回はどれくらい織り込まれているか
・日銀の0.25%利上げ …… ほぼ100%(約97%)が織り込み済み
・さらに市場は、2027年7月までに3回半の利上げまで見込んでいる
→ つまり「1回上げる」だけでは、もう驚きがありません。
これが「日銀が利上げしても、円が買われるとは限らない」
と言われる理由です。
▼ では何を見ればいいのか
決定そのものではなく、そのあとの記者会見です。
・市場の予想より速いペースで利上げする、とにおわせれば
→ 円買い(円高)
・逆に慎重な言い方なら
→ 利上げしても円は売られる(円安)
★ 動かすのは「結果」ではなく「予想とのズレ」
今週の重要イベント
■ 9月16日(水) FOMC(アメリカ)
利上げ発表とFRB議長の記者会見。
日本時間の深夜に大きく動きます。
■ 9月18日(金) 日銀金融政策決定会合(日本)
利上げ発表と植田総裁の記者会見。
注目は「次の一手」への言及です。
★ イベント前に新規で入らない
発表直後は上下に激しく振れます。
方向が合っていても、その振れ幅で損切りだけ刈られる
ことがよくあります。
「見てから動く」で十分間に合います。
今週の戦略まとめ
【基本】 高いところを売っていく(戻り売り)
戻り高値のめどは156〜157円
【上限】 155円が今度は「フタ」。
ここを明確に上抜けたら、売り目線は見直し
【下限】 153円を割ると、次の下値めどは151円
【注意】 FOMC・日銀の前後は値動きが荒くなる
ポジションは小さく、または持たない
覚えておきたい価格レベル
160.00円 …… 9月初めの高値。ここから下落が始まった
158円台 …… 200日線(すでに下抜け済み。上のフタ)
156〜157円 …… 戻り高値ゾーン(戻り売りの候補)
155.00円 …… 割れた支え。これからは「フタ」
153.24円 …… 9/11の終値
152.89円 …… 週の安値
151.00円 …… 153円を割った場合の次の下値めど
※ 来週の予想レンジ:152.50〜156.50円
3週間の流れを振り返ると
8/31週 160円を抜けた → 押し目買い → 結果:ワナだった
9/7週 155円と157円のあいだ → 戻り売り → 結果:155円割れ
9/14週 153〜155円のレンジ → 引き続き戻り売り
・特定の売買を推奨するものではありません。
・相場の見方には諸説あり、見解が唯一の正解ではありません。
・投資判断はご自身の責任で行ってください。