無駄打ちを許さない、押し目買いスキャルEA『昇金竜』― フォワード実績+281万円・PF2.04
今回の「スキャルピングツール特集」、正直に言うと最初は「昇金竜はスキャルというより押し目買いナンピンだしな」と迷いました。それでも応募を決めたのは、ゴールドM5でのスキャルピングという土俵で、1つの取引ごとに「今のボラティリティに対していくら値幅が乗ったら次を仕掛けるか」を毎回計算し直す仕組みを、ずっと大事にしてきたからです。無駄打ちを避ける工夫の話を、この機会にきちんとお伝えしたいと思います。
スキャルピング系のツールで一番多い失敗は、値幅の狭いエントリー条件をそのまま固定して使い続けてしまうことだと思っています。静かな相場ならちょうどいい間隔でも、値動きが荒れた瞬間に同じ間隔のままだと、あっという間に何本もの建玉が至近距離で積み上がってしまう。これが典型的な「無駄打ち」で、証拠金を無駄に消費し、含み損の伸びも早めてしまいます。
昇金竜は、ゴールド(XAUUSD)のM5足で、売られすぎた場面を買いで拾う「買い専用」の押し目買いナンピン型EAです。ナンピンを追加する間隔は固定値ではなく、ATR(値動きの大きさ)を使って毎回計算し直しています。値動きが激しい相場では間隔を自動的に広く取り、穏やかな相場では間隔を狭くする。この一手間があるおかげで、荒れた相場での無駄打ちを抑えながら、静かな相場ではきちんと機会を拾いにいく、という使い分けが自動化されています。
昇金竜は2026年3月からリアル口座でのフォワード運用を続けており、成績はすべてゴゴジャン上で完全公開しています。バックテストの数字だけでなく、実際のブローカー・実際の値動きでどう動いてきたかを見ていただけます。
平均利益2,791円に対し平均損失-3,579円と、1回あたりでは損失の方が大きくなっています。それでも勝率72.33%という取引頻度の高さが利益を積み上げ、プロフィットファクター2.04という結果につながっています。最大ドローダウンは23.72%(1,745,540円)で、9月4日には1日で-83,799円という日もありました。伸びる月もあれば大きく削られる日もある、というのが実際のところです。
複利(オートロット)運用のため、資金が増えるにつれて1本あたりのロットも大きくなり、月次の収益も右肩上がりに伸びています。
| 月 | 確定利益 |
|---|---|
| 3月(19日〜・稼働開始月) | 180,581円 |
| 4月 | 301,046円 |
| 5月 | 451,265円 |
| 6月 | 544,296円 |
| 7月 | 597,435円 |
| 8月 | 626,920円 |
| 9月(1日〜11日・途中経過) | 112,071円 |
昇金竜はナンピン型のEAなので、相場が一方向に走り続ければ含み損が膨らむ局面は必ずあります。今回ご紹介した数字も、伸びている時期だけを切り取ったものではなく、-83,799円の日や最大ドローダウン23.72%まで含めた、ありのままの結果です。そのうえで、ATRで間隔を都度計算し直すという小さな工夫が、無駄打ちを減らしながら11年のバックテストと今のフォワード実績の両方を支えていると考えています。
※本記事は情報提供を目的としており、投資の勧誘を目的としたものではありません。掲載している運用結果は過去の実績であり、将来の利益を保証するものではありません。FX・CFD取引はリスクを伴います。投資判断はご自身の責任において行ってください。