NK225先物 MTFダウ理論|65,280〜65,480戻り売りと64,860割れを監視【9/9】
日時:2026年9月9日 06:11 JST / ナイト引け
現値:65,040円
1. 今日の結論 ― 30秒で読む
基本スタンス:戻り売り優先。ただし65,000近辺のSQ反発には注意。
9/8日中は4H戻り高値66,560を終値で上抜けて66,780まで上昇したものの、その後64,920まで1,860円急落し、上抜けを維持できなかった。 4H・1Hはレンジ・下落波動、15mは下降トレンド・下落波動で、主要MAはすべて価格上方。 ガンマ環境もPOSITIVEからNEGATIVEへ再反転し、ATM IVとPut Skewが上昇している。 したがって65,280〜65,480で失速すれば③戻り売りを最優先とし、65,500〜65,700まで戻して再失速すれば第2監視ゾーンから売り直す。 一方、65,000近辺はSQピン水準でCall・Put OIがともに厚いため、64,880〜65,080や64,560〜64,760で反発構造ができれば②下値反発ロング。 65,760を明確に上抜けて維持すれば①へ、64,860を明確に割れば④へ切り替える。
2. 今日の3大重要水準
| 水準 | 意味 | 今日の判断 |
|---|---|---|
| 65,280〜65,500 | 15m転換価格65,300と1H転換価格・15m戻り高値65,500 | 戻して失速すれば③。65,500を1H終値で回復すれば②の反発を本玉化 |
| 64,880〜65,080 | ナイト安値64,920と65,000のSQピン水準 | 下げ止まり・反転なら②第1監視ゾーン |
| 64,860 | ナイト安値64,920の下側ブレイク価格 | 15mで明確に割れば④ブレイク追従ショートへ |
3. 今日の4シナリオ
MTF重複ランク:S=4H・1H・15m重複、A=1H・15m重複、B=15m単独。 Option整合はランク修正子として使用する。エントリーは監視ゾーン到達だけでは行わず、15mの波動転換または2m・5mの再加速を確認する。
① ブレイク追従(ロング)
- 監視:65,740〜65,760。終値割れ済みの1H押し安値65,740を回復できるか確認。
- 成立:65,760を15m終値で明確に上抜け、その上で維持。前提として65,500のAランク帯を回復していること。
- エントリー:ブレイク直後には飛びつかず、リテスト後に2m・5mで再上昇、または一旦下降転換後の再上昇転換を確認してロング。
- 撤退・切替:65,590を15m終値で割り直し、リテストに失敗した場合は撤退。64,860割れで①は完全終了。65,760を抜け切れず65,500以下へ戻る場合は③を再優先。
- ターゲット:66,090 → 66,500 → 66,780。66,780を終値で回復して初めて4H波動の再上昇を確認。
- Option:65,750〜65,125は増幅しやすい帯で上抜け直後は伸びやすい一方、66,500・66,750には厚い正のGEXがあり減速しやすい。66,500接近では利確・保護を優先。
② 下値反発ロング
- 監視:第1監視ゾーン=64,880〜65,080、第2監視ゾーン=64,560〜64,760。
- 成立:各監視ゾーンで15mの下落速度が鈍化し、安値形成・下げ止まりを確認。15m20MAが下向きのため、その下での早撃ちは避ける。
- エントリー:15mが上昇波動へ転換、または2m・5mで上昇転換 → 押し → 再上昇を確認してロング。
- 撤退・切替:第1監視ゾーンからのロングは64,860明確割れで撤退。この水準を明確に割った場合は第2監視ゾーンでの買い直しを優先せず④へ切替。第2監視ゾーンを別途反発候補として使う場合は64,540割れで撤退。完全撤退64,280。
- ターゲット:65,300 → 65,500 → 65,740。65,760を上抜けて維持した場合の延長は①へ引き継ぐ。
- Option:65,000はCall OI 4,737・Put OI 4,409と当限で最も厚く、SQまで残り3営業日で引き寄せが効きやすい。第1監視ゾーンには追い風。一方、64,500・64,000は負のGEXが大きく、割れれば下方向へ加速しやすい。
◎ ③ 戻り売り(ショート)
- 監視:第1監視ゾーン=65,280〜65,480、第2監視ゾーン=65,500〜65,700。
- 成立:各監視ゾーンまで戻したあと上昇速度が鈍化し、戻り高値形成または15m下降波動転換を確認。第2監視ゾーンの65,500は1H転換価格と15m戻り高値が一致するAランク。
- エントリー:15mが下降波動へ転換、または2m・5mで下降転換 → あや戻し → 再下落を確認してショート。
- 撤退・切替:第1監視ゾーンからのショートは65,530超えで一旦撤退。ただし③全体は終了せず、第2監視ゾーン65,500〜65,700で改めて売りセットアップを監視。第2監視ゾーンからは65,790超えで撤退。65,760を明確に上抜けて維持する場合は③を終了し①へ切替。64,860を明確に割った場合は③を追いかけず④へ切替。完全撤退65,990。
- ターゲット:64,920 → 64,660 → 64,300。64,860を終値で割ったことを確認してから64,660以下へ延長。
- Option:両監視ゾーンとも65,750〜65,125の増幅帯内で、下方向へ再加速しやすい。一方、T1の64,920は65,000のSQピン直下で下げ渋りやすいため、64,920接近では一部利確を優先。
④ ブレイク追従(ショート)
- 監視:64,860。先行サインは64,990の15m終値割れ。
- 成立:15mで64,860を明確に下抜け、その下側で推移。65,000のSQピン水準を明確に下回ることを条件とし、髭だけの割れは成立扱いにしない。
- エントリー:ブレイク直後には追わず、2m・5mのあや戻しから再下落、または一旦上昇転換後の再下降転換を確認してショート。
- 撤退・切替:65,010を15m終値で回復した場合は撤退。65,310超えで④は完全終了。64,860割れが定着せず65,000を回復する場合は②の反発ロングを再評価。
- ターゲット:64,600 → 64,300 → 63,710。63,710を終値で割ったことを確認してから63,090・62,100へ延長。
- Option:NEGATIVE GAMMAへ戻り、64,500・64,000・63,000と下へ行くほど負のGEXが大きい。Put Skewも+4.41ptへ反転しており、64,860割れ後は下方向への加速に注意。
4. MTF状態一覧
| 足 | 構造 | 波動 | 転換価格 | MA状態 |
|---|---|---|---|---|
| 4H | レンジ | 下落 | 66,780 | 20EMA・20SMA・120EMA・200EMAが上方。価格はMA帯の下へ押し戻された |
| 1H | レンジ | 下落 | 65,500 | 20EMA・80EMAは下向き、480EMAも上方 |
| 15m | 下降 | 下落 | 65,300 | 20EMA・80EMA・320EMAが下向きで価格上方 |
整合性:4H・1H・15mの波動がすべて下向きにそろい、MAも価格上方。 方向性だけなら戻り売り優勢だが、現値65,040は当限で最もOIが厚い65,000の直上。 SQまで残り3営業日のため、65,000近辺では方向感よりピン作用・往復を警戒する。
5. Option Mapとの整合
- 65,000:Call OI 4,737・Put OI 4,409で両側とも当限最大級。Put WallはSTABLE。SQピン候補。
- 65,703:Zero Gamma。現値65,040は下側で、現在はNegative Gamma領域。
- 66,500 / 66,750:Net GEX +12.05 / +10.04。上側の強い減速帯。66,500はCall Wall BUILDING。
- 64,500:Net GEX −3.73。割れると下方向への加速が強まりやすい。
- 64,000:Net GEX −6.54。さらに下では63,000 −8.51、62,000 −7.70。
- IV / Skew:ATM平均IVは28.6%→32.9%へ上昇、Put Skewは+4.41ptへ反転。下方向ヘッジ需要が強まっている。
Option情報はエントリー方向を決める主因ではなく、MTFシナリオに対する加速・減速・反応候補として使用する。
波動カウントの視点
主要日足では押し安値割れ後の戻りを下降トレンドの2波動目とみる。4Hも押し安値を割っており、戻り高値66,560を超えずに3波動目へ移行する見立てだった。3波動目が本格化する場合は63,710を割り、63,090、62,100、60,000を下側ターゲットとする。
代替66,560を終値でブレイクして定着した場合はトレンド転換とみて、67,180ブレイク後の押し目・66,560近辺のレジサポ転換確認から69,300方向を想定する。
進捗9/8日中に66,560を終値で上抜け66,780まで上昇し、代替カウントが一度成立しかけた。しかしレジサポ転換を確認する前に64,920まで1,860円急落。現時点では主要カウントへ回帰した形とみるのが自然で、代替を再採用するには66,780を終値で回復し、その後の押し目形成が必要。
6. 4H詳細
4Hはレンジ・下落波動。9/8日中に66,560を終値で上抜けて66,780まで上昇したが、その後64,920まで1,860円急落し上抜けを維持できなかった。 この結果、戻り高値は未形成となり、転換価格は66,780へ切り上がった。 上抜け自体は成立したが、レジサポ転換確認前に否定され、上位足は仕切り直し。
20EMAは65,650近辺、20SMAは65,900近辺で上向きから横ばいへ。 120EMAは65,650近辺、200EMAは65,950近辺。 価格は主要MA帯の下へ押し戻されており、レンジ63,710〜66,780の中央よりやや下に位置する。
7. 1H詳細
1Hはレンジ・下落波動。66,780から64,920まで1,860円下げたあと65,610まで戻し、65,040で引けた。 トレンド表示は上昇からレンジへ切り替わり、押し安値65,740は終値で割られている。 転換価格は65,500。
20EMAは65,450近辺、80EMAは65,600近辺で下向き。 480EMAは65,850近辺で価格上方。 65,500を1H終値で回復すれば波動は上昇へ戻るが、回復できないまま64,920を割ると下値模索が続きやすい。
8. 15m詳細
15mは下降トレンド・下落波動。64,920から65,610へ戻したあと、65,500近辺で何度か上値を抑えられ65,040で引けた。 戻り高値を65,610→65,500と切り下げ、押し安値65,150も終値で割られている。 転換価格は65,300。
20EMAは65,250近辺、80EMA・320EMAは65,500近辺で、いずれも下向きかつ価格上方。 上は65,280〜65,480が最初の戻り売り帯。 下は64,920を割ると64,860のブレイク基準が近い。
9. 補足重要価格
| 価格 | 意味 |
|---|---|
| 66,780 | 4H転換価格・1H戻り高値。9/8日中高値 |
| 66,750 / 66,500 | Net GEX +10.04 / +12.05。最も厚い減速帯 |
| 66,090 | ①第一ターゲット |
| 65,760〜65,740 | ①ブレイク基準。旧1H押し安値の回復帯 |
| 65,703 | Zero Gamma |
| 65,500〜65,700 | ③第2監視ゾーン。65,500は1H転換価格・15m戻り高値 |
| 65,750〜65,125 | 値動きが増幅しやすい帯 |
| 65,280〜65,480 | ③第1監視ゾーン。15m転換価格65,300を含む |
| 65,150〜65,110 | 15m押し安値・9/8ナイト安値 |
| 65,040 | 現値・ナイト引け値 |
| 65,000 | Call・Put OIとも厚いSQピン候補。Put Wall STABLE |
| 64,920 | ナイト安値・③第一ターゲット |
| 64,880〜65,080 | ②第1監視ゾーン |
| 64,860 | ④ブレイク基準 |
| 64,560〜64,760 | ②第2監視ゾーン。旧1H押し安値64,660圏 |
| 64,600 | ④第一ターゲット |
| 64,500 | Net GEX −3.73 |
| 64,300 | ③・④の下側ターゲット |
| 64,000 | Net GEX −6.54 |
| 63,710 | 4H押し安値。割れれば主要カウント3波動目本格化 |
| 63,090 / 62,100 / 60,000 | 主要カウントの下側ターゲット |
10. 現時点のアクション
- 65,280〜65,480:③第1監視ゾーン。戻して失速し下降転換すれば戻り売り。
- 65,500〜65,700:第1監視ゾーンで撤退後の③第2監視ゾーン。65,500のAランク帯で再度下降転換するかを見る。
- 65,740〜65,760:明確に上抜けて維持すれば③を終了し①ブレイク追従ロングへ。
- 64,880〜65,080:②第1監視ゾーン。65,000のSQピン近辺で反発構造ができれば下値反発ロング。
- 64,560〜64,760:深押し時の②第2反発候補。ただし64,860を明確に割った場合は④を優先。
- 64,920〜64,860:64,920再割れに注意。64,860を15m終値で明確に割れば②を終了し④へ。
事前レポートでは固定エントリー価格やRRを決め打ちせず、監視ゾーンで当日形成される15mの波動転換と、2m・5mの再加速パターンを実際のエントリー判断に使用する。第1監視ゾーンで撤退となってもシナリオ全体が継続する場合は、第2監視ゾーンで改めて成立条件を確認して再エントリーを判断する。
※9/8日中に4H戻り高値66,560を終値で上抜けたものの、66,780から1,860円下落して維持できなかった。上位足の構造は仕切り直しとなり、4H転換価格は66,780へ切り上がっている。
※ガンマ環境はPOSITIVEからNEGATIVEへ再反転。ATM平均IVは32.9%へ上昇、Put Skewも+4.41ptへ反転しており、下方向ヘッジ需要が強まっている。9月限SQは9/11で残り3営業日。
※本レポートは情報提供を目的としたものであり、売買助言を目的とするものではありません。投資判断は自己責任でお願いします。