ドル円(週足)2021年~2026年の二刀流トレーダー(為替差益+スワップ)は155.22安値下抜けで撤退か?
<二刀流トレードとは?>
2021年~2026年(今年)までドル円相場では為替差益とスワップポイントの二つの利益を得る二刀流トレード(一般的な用語ではなく大谷選手をイメージして作った私の造語です)が成立しています。
特に2021年~2024年までは、1月の安値でドル円を買い、秋から年末にそのポジションを利益確定するだけで、為替差益とスワップポイントの二つの利益を得ることが出来ていました。
<2021年~2026年の二刀流トレードの状況(ドル円(週足))>
2025年では、1月の安値でもギリギリセーフでしたが、序盤に下落後のbuy(2B)や終盤でのbuy(1B)など1月以外の月でドル円を買うと為替差益での利益が大きな展開でした。
2026年(今年)も1月安値(152.086)付近でドル円を買っている場合、現時点でも含み益の状態を継続出来ている状況です。
buy(1B)やbuy(2B)やbuy(3B)が小中大の押し目になっていて、ここでドル円を押し目買い(ロング)したという想定でそれぞれの年度毎の現状を図下の黄色枠に纏めましたが、どの年度も現時点で含み益の買いポジションが存在し、スワップポイントも年を跨いで得られている状況を確認出来ます。
<二刀流トレーダーのポジション量と保有状況>
buy(1B)~buy(3B)の押し安値の位置にBoxが描かれていますが。その押し安値から押し目買いをしたトレーダーの資金量がそのBoxの高さとなるように描いていて、塗りつぶされたBoxはまだ現時点で相場にポジションが存在(=相場にその量のお金が入っていて決済が必要)するポジションを意味します。
塗り潰されていないBoxは利益確定でその押し安値まで戻り証拠金がそのトレーダーの手元に戻った状態であることが分かるようになっています。
<買い(ロング)ポジションの利確で押し安値まで戻ったとき>
●トレーダーの買い(ロング)ポジションが利確で直線的に下落してbuy(1B)やbuy(2B)の押し安値をヒットしたときのその後の値動きについて観察すると、
(A)の場合はbuy(1B)まで下落したときにそのトレーダーの手元に水色枠Boxの高さの証拠金が戻るので、その証拠金を使い一段階大きな移動平均線の押し目でbuy(3B)やbuy(1B)の押し目買いをしてポジションを保有していることが分かります。
(B)の場合はbuy(1B)とbuy(2B)まで直線的に下落したあと、一段階大きなbuy(3B)で押し目買いされたことが分かります。
(C)の場合は、buy(1B)の押し安値まで直線的に下落後、手元に戻った証拠金を使いドテンショートした可能性が考えられます。二刀流トレーダーも(A)や(B)のときはビクビクして大胆なことが出来なかったのですが、(C)のときは大胆になってきていて、手元に戻った証拠金を使いドテンショートして黒200EMA付近まで下落させたあと、手元に戻った証拠金を駆使して緑③安値を下抜けない位置をキープしながら押し目買いするなど高度なテクニックを使った可能性も考えられます。
(単に緑③でロングしたトレーダーの利益確定かもしれませんが・・)
そして今回の(D)地点からの下落なのですが、色々重要な点があり、まずは青①高値を切り下げた位置に形成していて、この位置から赤②安値(155.221)を下抜けすると青①の下降トレンドが形成される点が異なります。また(A)(B)(C)では200SMAや200EMAを下抜けずに反発していますが、今回は黒200SMAや200EMAを下抜ける可能性があり、今までとは異なり手元に戻った証拠金で買い(ロング)エントリーしない可能性が考えられます。
一般的には200SMAよりも外側方向に順張りでポジションを持つことが良いとされるため、戻り売り(ショート)エントリーすることが基本であり、短期の時間足と異なり長期の週足の場合は、ショートポジションを持たずにロングのみというトレードスタイルのトレーダーも多いと思われるので、手元に証拠金がフルで戻っていても売り(ショート)エントリーせず見送りする可能性が十分考えられます。
<黒200SMAや200EMAと下降トレンドについて>
●黒200MA(200SMAと200EMA)に注目すると、ローソク足が200MAの下にいる間はsell(3S)やsell(1S)などの下降トレンドが形成されていたのですが、2021年以降の現在までのローソク足が200MAの上にあるときは一度も週足レベルの下降トレンドが形成されていません。
●現在、青①高値(160.390)が切り下がっており、このまま赤②安値(155.221)をローソク足が下抜くと青①下降トレンド(1S)が約6年ぶりに形成されます。
●そして、青①下降トレンドが形成された状態で200MAをローソク足が下抜き、200MAの下ゾーンをキープすると、ローソク足が200MAの下にあるということが理由で今度は上昇トレンドではなく下降トレンドが形成されるようになると思われます。
●青①下降トレンドが形成されローソク足が200MAを下抜く展開になると二刀流トレーダーは自分の保有している買い(ロング)ポジションが含み益状態のときに利益確定することになると思われます。
<含み益の買い(ロング)ポジションのSTOP(利確)について>
●二刀流トレーダーのポジションは現在全員プラスの含み益だと想定出来て、その人たちは絶対に損をしたくないため損益がマイナスにならない位置に逆指値のSTOPを置いていると思われます。
(ただし、今まで急落しても今までは黒200MAの上をキープしてかならず上昇していたため、下手にSTOPを置くと買いポジションが決済されてしまうことを嫌い逆指値のSTOPを置かずに必ず戻ることを信じているトレーダーもある程度は存在すると思われます。)
<含み益状態の時に利益確定するための逆指値のイメージ>
●2021年の水色Boxの上辺の押し安値(107.474)の買い(ロング)ポジションから現在の156円まで、含み益の買い(ロング)ポジションが下から上まで隙間なくずらっと並んでいる状況で全員が含み益状態なので、その人たちは損益±0以上で自動決済するための逆指値を設定していると思われます。上の図の右側の(〇〇〇〇ショック一年前)の箇所に逆指値がおかれているイメージを描きました。左側はリーマンショック一年前に積み上げていたロングポジション(現在の1/4の規模)のイメージです。
●もし逆指値ヒットでの下落が始まった場合、それが連鎖してヒットする可能性が高く、逆指値での利確が隙間なく次々にヒットすることで107.474までは誰も不幸にならない含み益の利確により急落する可能性があると考えています。
<月足チャートを見るとリーマンショックの一年前の約4倍の規模>
●日付が8/28時点の若干古いチャートですが、月足チャートでリーマンショック一年前の時と現在の相場での買い(ロング)ポジションを規模を比べると、約4倍(≒4.147倍)の規模であることを確認出来ます。
●問題は、リーマンショック相場の時と比べて格段に高速処理できるようになったコンピュータの性能と積み上げた買いポジションの規模(約4倍)を心配していて、107.474から155.211まで損益±0以上で自動利確出来る逆指値を置いたポジションが隙間なくずらっと並んでいると想定した場合、過去に人類が経験したことのない速さと値幅の値動きになる可能性があると考えています。
●逆指値のSTOPを入れてないトレーダーは強制決済で救われると思いますが、FXでポジションを作るのではなく間接的にドル円を買う形になっている人達は迅速に対応することが出来ず、数時間や数日や数週間手間取る間に致命的な損失になる可能性もあるのでは?と少し心配しています。以前、スイスフランショックのときは正しく逆指値を設定していたにも関わらず逆指値が効かずに多額の追証を支払わされたという事例を見たことがあります。今回どうなるのか?少し心配です。
●実はFXを始めたのがリーマンショック下落相場だったため、FX=ショートというイメージがあり、今の上昇相場が下落相場になってくれた方がありがたいです。
(上昇相場の中の戻しの下落よりも、下落相場での下落の方が落ち方に迫力があって楽しめそう。でもロジック的にはロングの利確での下落の方が高速に大きく下落出来そうな気もするので、実際にどのような値動きになるか見たいです。)
<二刀流トレーダーがお金持ちの組織で連携していた場合>
●二刀流トレーダーは、なんとなくですがお金持ちの豊富な資金力を持つ買いトレーダー集団というイメージがあります。もし二刀流トレードが組織的に運営されていたり莫大なお金を持つ人たちのネットワークで構成されているものだった場合、赤②安値(155.221)を絶対に割らせないように全世界のお金持ちと連携してドル円をロングしまくり永久に割らせない可能性もあると心配しています。
(現在は2本の下降トレンドラインをリターンムーブのラインにして鉄壁の防御をしているように見える)
●例えば(C)の下落後のbuy(2B)のときは、buy(3B)とbuy(2B)がギリギリまで接近しており、buy(3B)にSTOPを置きbuy(2B)で買い(ロング)エントリーするとRisk/Rewardを極限まで良くすることが出来る形のため、意識的にこの形を作っているとすると、今回も、赤②安値(155.221)と先週の週足の下ヒゲ先端の価格は極限まで接近しており、そこでロングしてSTOPを赤②安値のすぐ下に置いていることが想定できます。
●でも、逆にお金持ち集団がそのように頑張っていたのに下に割れた場合、誰かが耐えられなくなり撤退することで急落が始まり、先ほどの逆指値が107円付近ま上から下まで隙間なくずらっと並んでいると考えると、とんでもない値動きになる可能性になるケースもあると考えています。
<来週からの値動き>
●ドル円(4時間足)チャートで、黒200SMAからの逆V字反転を作る値動きの中で、青①20SMAでの逆V字反転(日足5SMAに対応)、赤②50SMAでの逆V字反転(日足10SMAに対応)、緑③100SMAでの逆V字反転(週足5SMAに対応)が行われる予定の形になっており、この値動きのどこかで155.221安値を下抜く展開になって欲しいです。
<最後に>
●赤②安値(155.221)下抜け出来るかが焦点で大注目中なのですが、波状攻撃で155.221を下抜け出来るのか?それとも下抜けしないように鉄壁のガードしきるのか?二刀流トレーダー(ロンガー)とショーターの今年最大の大勝負が行われると考えていて、その大勝負を自宅の特等席で観戦したり参戦したり出来ることに喜びを感じています(^^
●週足200SMAを終値が下抜き二刀流トレーダーの利確の連鎖での下落(塗り潰された色のBoxの押し安値を次々にヒットしながら下落)が始まると、過去に誰も経験したことのない速度や値幅での値動きになることが理論的には想定出来るので、そのような自分が体験したことのないミラクルな値動きを体験したいです!