【9月5日分析レポート】クロス円はこれから売り一択!?
終止符が打たれる可能性
こんにちは、Leoです。
今回は、 2026年8月31日(月)〜9月4日(金) の相場を振り返っていきます。
今週の相場を見ていて、僕が特に注目しているのが、
です。
これまでクロス円は、多少大きく下落することがあっても、 基本的には上昇トレンドの中での押し目として考えやすい相場が続いていました。
しかし最近の値動きを見ると、 その前提そのものを少しずつ変えなければいけない状況になってきています。
これまでのクロス円は「買い」が圧倒的に優勢だった
ここ数年のクロス円を振り返ると、 基本的には非常に強い上昇相場でした。
下落が発生しても、
を考える方が優位性を作りやすい状況でした。
そのため僕自身も、クロス円については長い間、 基本的に買い目線を中心として見ていました。
ところが、少し前にクロス円全体で大きな下落が発生しました。
その中で重要だったのが、
日足レベルの押し安値を割り始める通貨ペアが出てきたことです。
特にフラン円(CHF/JPY)は非常に分かりやすく、 これまで上昇トレンドを支えてきた重要な価格帯を割り込む動きが確認できました。
この付近から、
という相場ではなくなってきたと考えています。
今週、さらに円買いが加速
そして、その流れをさらに強めたのが今週です。
円は対ドルでも大きく買われ、 クロス円全体でも円買いの流れが目立つ一週間となりました。
フラン円についても週を通して大きく下落し、 これまでのように、
「下がったから押し目買い」
と単純には考えづらい状態です。
すでに日足の重要な安値を割る通貨ペアまで出ている中で、 今週さらに下落しているため、
クロス円の買いをかなり仕掛けづらくなってきました。
円買いはファンダメンタルズからも説明できる
今回の円高は、チャートだけで起きているわけではありません。
市場では現在、 日銀の今後の利上げへの思惑が意識されています。
日銀の次回金融政策決定会合は、
9月17日〜18日
ここに向けて、これまで長く続いてきた 円売り・高金利通貨買いの流れにも変化が出る可能性があります。
つまり現在は、
クロス円が崩れ始めている
円買い材料が意識されている
という状態です。
ここは非常に重要だと思います。
日本経済だけを見ると円買い一辺倒でもない
ただし、円高材料ばかりというわけでもありません。
9月4日に発表された日本の7月家計調査では、 二人以上の世帯の実質消費支出が前年同月比 -3.6% となりました。
これは日銀にとって、
「すぐに利上げを続けられる状況なのか」
という点では慎重材料になります。
そのため、 円高になる=クロス円が一直線に暴落する と考えるのもまだ早いです。
僕が見ているのは、
崩れ始めている可能性
米国でも重要指標が続いた一週間
ドル側でも今週は重要指標が続きました。
米ISM製造業景況指数
54.6
米ISM非製造業景況指数
55.4
米雇用統計
非農業部門雇用者数 +16.2万人
失業率 4.1%
金曜日の米雇用統計を受けてドルは買い戻されました。
つまり、ドルについては完全に売り一辺倒という状況ではありません。
ドルストレートにも変化が出始めている
ここでもう一つ僕が注目しているのが、 ドルストレートです。
EUR/USD、GBP/USD、AUD/USDなどを見ると、 これまでとは少し違う値動きが出始めています。
そのため現在は、
という相場へと変化していく可能性があります。
もちろん、金曜日の強い米雇用統計を見る限り、 ドル売りが確定したとは考えていません。
大切なのは、
これまでとは相場の力関係が変わり始めている
という点です。
僕が現在考えているシナリオ
これまでのクロス円は、
という流れが非常に機能しやすい相場でした。
しかし現在は、
↓
② クロス円全体の大きな下落
↓
③ 今週さらに円買い
↓
④ 日銀の金融政策への思惑
という変化が起きています。
そのため、 「クロス円=買い」 という固定観念は一度外した方がいいと考えています。
上昇トレンドが終了し、高値圏で上下を繰り返す展開。
クロス円全体で本格的な下降トレンドへ移行する展開。
現時点では、どちらになるかを決めつける必要はありません。
大切なのは、
来週以降は「トレンドの切り替わり」に注目
来週以降は非常に面白い相場になりそうです。
特に注目したいのは、 クロス円の日足・4時間足の戻りです。
これまでなら、
「下がったから買う」
でよかった場面でも、
「戻したところから売られるのか?」
を見る必要があります。
同時にドルストレートでは、 押し目を作って再び買われるのかを確認したいところです。
✓ 日足押し安値を割る通貨ペアも出現
✓ 円買いの流れが強まった一週間
✓ 日銀の金融政策への思惑が円相場を左右
✓ 9月4日 日本家計支出は前年比-3.6%
✓ 9月1日 米ISM製造業は54.6
✓ 9月3日 米ISM非製造業は55.4
✓ 9月4日 米雇用統計は+16.2万人、失業率4.1%
✓ ドルストレートにも変化の兆候
✓ クロス円「買い一強」からレンジ・下落への移行に注意
転換点になるのか。
今後数週間は、その答えが見え始める重要な期間になると考えています。
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