【9月2日分析レポート】USD/JPY160抵抗帯抜ければ!?
ドル高シナリオは継続。
次の焦点はドル円160円
EUR/USD中間分析|想定どおりの下落後、ここから売りが本格化する条件を整理します。
こんにちは、Leoです。
先日の週初め分析では、ドルが上がり、EUR/USDを含むドルストレートが下がりやすい流れを想定していました。
ここまでは、おおむね想定どおりです。
ただし、まだ「本格的な下落が始まった」と断定できる場面ではありません。EUR/USDの1時間足は依然として買いのダウを維持しており、ここからシナリオが崩れる可能性も十分にあります。
今は予想が当たったことよりも、次にどこを抜ければ下落継続の確度が上がるのか、反対にどこで見方を修正するのかを明確にしておくことが大切です。
上位足は売り、1時間足はまだ買い
ダウで見ると、日足は売り、4時間足も売り、1時間足は買いです。この構造は前回から変わっていません。
実際に価格が下がっていても、1時間足の押し安値を明確に割っていなければ、1時間足の買いダウが崩れたとは判断できません。
そのため現状は、日足・4時間足の戻り売りが始まりかけている可能性はあるものの、まだ1時間足の買いに逆らう売りになる段階です。
ただし、時間軸はまだ揃っていない。
前回から見ている1.15658は、引き続き1時間足の買いを撤退する判断材料です。ここを明確に下抜ければ、日足・4時間足・1時間足が売り方向へ揃いやすくなります。
次の焦点は、ドル円160円の攻防
ドル円には160円付近に強い抵抗帯があります。
この160円付近を大きく上抜け、その後も高値圏を維持できるなら、ドル買いがもう一段進む可能性があります。ドル全体の上昇を伴う場合、EUR/USDには下落の追い風です。
一方で、160円を一時的に抜けても、すぐに下へ押し戻されるなら注意が必要です。160円は市場参加者が強く意識しやすく、円安けん制や介入警戒も高まりやすい水準です。
確認したいのは「160円を抜けた事実」だけではなく、抜けたあともドル円が高値圏を維持できるか、そしてEUR/USD自身が安値を更新できるかです。
ドル高を支える材料と、反転リスク
執筆時点のドルは、米金利の上昇や安全資産としての需要を背景に、直近2週間の高値圏で推移しています。ここまでは、先日想定したドル高・ドルストレート下落の流れと一致しています。
ただ、ドル円が160円に近づくほど、円安への警戒発言や為替介入への警戒が強まりやすくなります。さらに日銀の利上げ観測が高まれば、ドル円が急反落する可能性もあります。
そのため、ドル円上昇をEUR/USD売りの追い風として使う場合も、「円だけが弱い上昇」なのか「ドル全体が強い上昇」なのかを分けて確認します。
9月2日以降の重要指標
ここからは米雇用統計に向けた指標が続きます。ドル円160円の攻防と重なるため、発表前後の値動きには注意が必要です。
強い指標が出て米金利とドルがさらに上昇すれば、ドル円160円突破とEUR/USD下落が同時に進む可能性があります。
反対に、指標が弱い、あるいは強い結果でもドルが上がらない場合は要注意です。材料に対して相場が反応できないときは、ドル買いが一巡している可能性があります。
発表直後はスプレッドの拡大や急反転が起こりやすいため、最初の動きを追いかけるより、発表後にドルの方向が揃うかを確認してから判断します。発表日時は変更される場合があるため、取引前に最新の経済指標カレンダーをご確認ください。
ここから考えている2つのシナリオ
ドル高継続からEUR/USDを売る
ドル円が160円を明確に上抜け、高値圏を維持。EUR/USDが1時間足の押し安値を割り、戻しても高値を更新できない形になれば、戻り売りを狙います。
理想は、ドル円の上昇、米ドル全体の強さ、EUR/USD自身の下方向への転換が同時に確認できる場面です。
160円でドル円が失速し、売りを見送る
ドル円が160円で反落し、EUR/USDが1時間足の安値を割らずに高値を更新する場合は、売りを急ぎません。
特に、弱い米指標や介入警戒をきっかけにドル全体が売られる場合は、一度シナリオを白紙に戻し、上位足の戻り目を作り直す可能性を考えます。
見立ては継続。ただし、答え合わせはまだ途中
日足と4時間足は売り、1時間足は買い。このダウの方向は前回から変わっていません。
先日想定したドル高・ドルストレート下落の流れは、ここまで予想どおりです。ただし、1時間足の買いが崩れていない以上、本格的な下落が始まったとはまだ判断しません。
次の焦点はドル円160円です。160円を明確に上抜け、ドル全体の強さが続けば、EUR/USDの下落を後押ししやすくなります。
一方、160円で失速した場合や、米指標後にドルが伸びない場合はシナリオ修正を考えます。予想に固執せず、ドル円とEUR/USD自身の値動きが揃った場面を狙っていきます。
ADP National Employment Report / U.S. Census Bureau / Federal Reserve / U.S. Bureau of Labor Statistics
FX歴9年目。専業トレーダーとして培った技術をもとに、Lサインや自動売買を開発しています。「自分が使いたいと思えるか?」を基準に、検証結果とリスクを公開しながら商品作りを続けています。
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