【ツール解説】第2回:TP/SLプリセット登録機能
反発を確認した、その場面で
前回は、フィボナッチを引くとレベルと価格が自動で表示される、という話でした。次は、反発を確認して、エントリーするかどうかを判断する場面です。
ただし、判断や分析ができても、ここからTP/SLの価格やレベルを決めて調整する作業があります。ここで迷う方も多いと思います。
ここを一つずつ考えてそれに合わせたロット調整をするわけですから、地味に時間がかかります。私も、ここでよく手が止まっていました。同じように感じる方もいるかもしれません。
プリセットは、TP・SLの組み合わせを複数登録できます。
FTSには「プリセット」という機能があります。TP・SLの組み合わせを、あらかじめ登録しておけます。
BUY用が3種類(B1・B2・B3)、SELL用が3種類(S1・S2・S3)です。
ボタンを押すと、登録した組み合わせの位置に、TP・SLのバッジがそのまま置かれます。
たとえばこの画面では、B1もS1も「TP側は0.0、SL側は100.0」という組み合わせにしてあります。フィボの端から端まで使う、一番広いパターンです。組み合わせはパラメーター設定で自由に登録できます。なので、ぜひご自身の型に合わせて変えてみてください。
ただし、プリセットを押しただけでは、まだ発注されていません。あくまで「計画」を置いただけです。
表示されたバッジはドラッグで動かすことが出来ます。なので、相場状況に合わせてTP/SLの細かい位置をドラッグ調整してください。
パネル上にある「BUY・SELLボタン」を押した瞬間に注文が発注されます。
実際に注文される価格は、その時点でバッジが置かれている位置になります。
売買ボタンを押しても「入れない」ことがあります
プリセットの組み合わせと、フィボナッチの向き。この組み合わせ次第では、BUY・SELLのどちらかが成立しないことがあります。
たとえば、TPがSLより不利な位置にきてしまう組み合わせだと、そもそも注文として成立しません。
当然といえば当然です。ですが、実際に組んでみると、意外と迷う場面があるでしょう。
「BUY検討中」「SELL検討中」のバッジで、今どちらが有効か分かります
この判定は、迷わず確認できます。チャート上のバッジに、そのまま表示されるからです。
BUYが成立していれば「BUY検討中」。SELLが成立していれば「SELL検討中」。そう表示されます。
BUY・SELLどちらも成立する場合は、バッジに⇄マークが付きます。クリックすれば、どちらで検討するか切り替えられます。
逆に、どちらも成立しない組み合わせだと「検討不可」と表示されます。この場合は、プリセットを見直してください。もしくは、フィボの引き方を変える必要があるかもしれません。
フィボを引き直した直後。あるいは、プリセットを切り替えた直後。この判定が、自動で走ります。なので、バッジを見るだけで今の検討状態を確認することができます。
この道具を作った理由
このツールを使う前は、取引計画に合わせて毎回手で打ち込み直す作業が、私には面倒でした。いちいち修正するのが面倒なので、分析がおろそかになったり、売買タイミングに間に合わなかったこともありました。
このツールを使えば、TP・SLの組み合わせそのものをプリセット登録しておき、あとは「ワンクリックでTP/SL変更&ドラッグで微調整⇒ワンクリック注文」だけなので、本当に楽になりました。
組み合わせを決めるところまでは、結局自分の判断です。ただ従来のような、相場が動くたびに何度も入力し直すというのは、相場分析や判断とは全く関係のない作業です。
同じ型を使うなら、呼び出すだけで済むほうが圧倒的に効率がいいです。私と同じように感じる方には、便利に使ってもらえるかもしれません。
実際の画面や、他の機能の詳細は商品ページに載っています。
→ Fibonacci Trade System(商品ページ)
FTSの全機能一覧
エントリーから決済まで、FTSが支援する機能をまとめました。
フィボナッチ分析・エントリー
自動検知とレベル構成
フィボナッチを引くと自動で検知しレベルを表示
BUY・SELL各3種プリセット
TP・SLのパターンを切り替えるだけ
TP・SLのドラッグ微調整
バッジをドラッグして価格を微調整
成行・予約注文
発注前にTP・SLの矛盾を自動チェック
FTSの注文だけを識別
手動発注や他EAのポジションに影響しない
保有中のポジション管理
ミニパネル管理
方向・ロット・損益をパネルで確認
自動建値移動
水平線への到達でSLを建値へ自動移動
トレイリングストップ
価格の上昇にSLを自動で追従させる
SL不利方向ロック
SLは損失が広がる方向へ動かせない
1/2・全決済
ポジションの一部または全部をワンクリックで決済
発注前の計算
自動ロット計算
許容損失の範囲内に収まるロットを自動計算
RR比自動計算
リスクリワード比をロットと同時に表示
チャート上の時間・イベント表示
経済指標表示・通知
重要指標をチャートに表示し発表前に知らせる
セッション表示
東京・ロンドン・NY市場の開始時間を表示
JST表示
チャート上に日本時間を常時表示
使い勝手
損益非表示
保有中の損益Pipsを隠して判断できる
pipsサイズ調整
銘柄に応じてpipsサイズを手動で調整
通常モード
フィボナッチを引かずワンタッチで発注
画面サイズ対応
モニターの解像度に合わせパネルを自動調整
次回
第3回では、TP・SLを線を動かして微調整する話を書きます。
プリセットで置いた計画が、必ずしもベストとは限りませんよね。実際の反発の形に合わせて動かす場面です。そこからの調整方法を、次回書きます。