まだ教科書のオーダーブロック(OB)を使ってますか?|99%の人が知らない「本当のOB」でトレードを変える方法
はじめに
「オーダーブロックを引いたのに、ぜんぜん反発しない」
「1分足で見ると、オーダーブロックらしき足が無数にあってどれが効くのか分からない」
「教科書通りに引いているはずなのに、また抜けた」
心当たりがあるなら、今日の話はあなたのためのものです。
私はFXを20年やってきた元エンジニアです。オーダーブロックが抜けるたびに、含み損を抱えたまま「戻ってこい」と祈ってストップをずらしてしまった経験が、何度もあります。
壊れたオーダーブロックは、逆方向のブレイカーになるだけなのに、です。
この失敗の原因は、引き方が下手だったからではありませんでした。
囲む場所そのものが、そもそもズレていたからです。
教科書のオーダーブロックが教えてくれないこと
教科書的な定義はこうです。
オーダーブロックとは、強い方向性のある動きの直前の、最後の逆行足。
上昇するなら強い上昇の前の最後の陰線、下降するなら最後の陽線。

日本語の解説では、もう一歩踏み込んで「オーダーブロックの引き方に明確な定義はない、一般的には直近の高値・安値の山に沿って引く」とされていることも少なくありません。
ここが誤解の入口です。この定義は、間違いではありません。
ただし、これはあくまで「分かりやすくするための便宜」にすぎず、本体ではありません。足そのものを覚えるだけでは、いつまで経っても抜けるオーダーブロックしか引けないのです。
実は、私はICTを知る前からこのOBに似たゾーンを使っていました。
その時、個人的には「起点のネック」と勝手に呼んでいました。

それがICTのOBと酷似していたために、逆に教科書の定義に違和感を覚えたのです。
あなたのオーダーブロックが抜ける3つの理由
オーダーブロックは、ICTの概念の中でもっとも検索される概念であると同時に、もっとも誤用されている概念だとも言われています。
多くの人が、強い動きの前にあるすべての足をオーダーブロックと呼び、そのすべてでエントリーを試み、勝率が上がらないと概念そのものを疑ってしまいます。
けれど、間違っているのは概念ではありません。
間違っているのは
「何をもって有効とするか」
という基準の方です。
あなたのオーダーブロックが抜ける理由は、次の3つのどれかに当てはまっているはずです。
1つ目、目についた逆行足を片っ端から囲んでいる。
強い動きの前の足であれば何でもオーダーブロックだと思い込み、根拠のない候補を大量に抱えてしまっているケースです。

2つ目、構造のブレイクを確認せずにエントリーしている。
有効なオーダーブロックは、構造転換の起点に形成されます。構造の転換がなければ、それがどれだけそれらしく見えても、有効なオーダーブロックではありません。

3つ目、足の大きさだけでオーダーブロックだと判断している。
ニュースの急変やストップ狩り、流動性狩りでも、大きな足は普通に出ます。サイズの大きさは、本物の推進の証拠にはなりません。
この3つに心当たりがあるなら、あなたが引いていたのは「それらしく見える候補」であって、本当のオーダーブロックではなかった可能性が高いということです。
