根拠の「強さ」まで見えるSMCサインツールを作りました — 矢印+スコア+TP/SL自動【SMC-Signal】#02
今回は、SMCシリーズの中核 SMC-Signal をご紹介します。
ひとことで言うと、SMC(スマートマネーコンセプト)の根拠が重なった場所で、矢印サイン・根拠スコア・TP/SLの目安まで出す、ノーリペイントのエントリー支援ツール です。

SMCの要素は「見える」。でも「入れない」
SMCを学んで、OBやFVGがチャートで見えるようになった。それでもこんな壁がありませんか。
要素は見えるのに、結局どこでエントリーすればいいのか 決めきれない
OB単発で入ったら逆行。根拠が「強い場面」と「弱い場面」の区別 がつかない
エントリーはできても、TPとSLをどこに置くか 毎回迷う
上位足と逆方向のセットアップに入って、大きな流れに逆らって しまう
過去検証では勝てるのに、リアルタイムだと 判断が遅れて置いていかれる
「見える化」の次に必要なのは、根拠の重なりを 数えて、点数にして、線を引いてくれる 存在です。
SMC-Signalはそのために作りました。
5つの根拠をスコア化して、矢印に添える

SMC-Signalは、次の5要素を確定足ごとに評価し、重なった数を コンフルエンススコア(1〜5) として矢印と一緒に表示します。
Order Block — 機関の注文集中帯への回帰
Fair Value Gap — 価格の空白地帯への回帰
Premium / Discount — 直近レンジの割高・割安判定
Liquidity Sweep — 流動性狩りの発生
マルチタイムフレーム — 上位足トレンドとの一致
買いは青の上矢印、売りは赤の下矢印。そして矢印の横に「3」「5」のようにスコアが付きます。

これが実戦でどう効くかというと、「スコア2は見送り、4以上だけ入る」のような自分ルールが作れる ようになります。
全部のサインに飛び乗る必要はありません。根拠の強い場面だけを選べるのが、単発サインツールとの一番の違いです。
TP1・TP2・TP3とSLを自動算出
サインが出ると、利確と損切りの目安を自動で描画します。
TPは3段階(TP1/TP2/TP3)。分割利確の設計がそのままできます
SLも自動。算出方法は2種類から選べます
構造ベース: 直近のスイング高値・安値を基準にする方法
固定RR方式: ATR×倍率でボラティリティに合わせる方法
各ラインには リスクリワード比 も表示します
「入る場所」だけでなく「出る場所」まで毎回同じ基準で出るので、トレードの再現性が一気に上がります。

ノーリペイント — 時間足を切り替えてもサインは消えません
ここはこのツールの生命線なので、はっきり書きます。
SMC-Signalの判定は、すべて 確定足のみ で行います。形成中の足では判定しないため、あとから矢印が消えたり動いたりするリペイントはありません。
さらに、過去のサインは履歴から決定論的に再計算する設計です。だから 時間足を切り替えても、MT4を再起動しても、同じ場所に同じサインが再現されます。「昨日見えていた矢印が今日は無い」というサインツールにありがちな不信を、設計から潰しました。
リペイントの見分け方として「ストラテジーテスターで早送りして、サインが消える瞬間を探す」という方法が知られています。SMC-Signalはその検証に耐えることを前提に作っています。
見逃さないためのアラート
買い/売りサインの発生を ポップアップ/プッシュ通知/サウンド の3系統で通知
サインだけでなく、OBタッチ・FVGタッチなど各SMC要素の発生 も個別にアラート可能
チャートに張り付かなくても、スマホに「EURUSD M15 買いサイン」が届く運用ができます。
カスタマイズ
最小スコアのフィルター(弱いサインを非表示に)
TPの算出方式・RR比の調整
上位足フィルターのON/OFF
各要素の検出感度・解析バー数
矢印サイズ・色の変更
対応はMetaTrader 4、全通貨ペア(GOLD可)、全時間足で、推奨はM15〜H4です。DLLは使用していません。
なぜ作ったか
SMC-Radar(自動描画ツール)を出したあと、購入者の方から一番多くいただいた声が「で、どこで入ればいいですか?」でした。
要素の見える化はRadarで解決できた。でも、要素を「重ねて数えて、優先順位をつける」のは、まだ人間の頭の中にしかない。それをコードにしたのがSMC-Signalです。
スコアという形にしたのは、サインを「従うもの」ではなく「選ぶもの」にしたかった からです。スコア5だけ狙う人、スコア3から広く拾う人。同じツールでも、自分の性格に合わせた使い方ができるはずです。
SMCシリーズでの位置づけ
SMC-Radar: 6要素を描画する「見える化」ツール。Signalの根拠を目で確認したい方はRadar併用が最強です
SMC-Signal(本記事): 根拠をスコア化して矢印とTP/SLを出す「サイン化」ツール
SMC-Compass: 全30ペアを円形レーダーで俯瞰する「ペア探し」ツール。Compassで当たりをつけ、Signalで仕掛ける流れが自然です
それぞれの解説記事もマガジンにあります。
販売情報
SMC-Signal は GogoJungle にて販売しています。
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/80469
おかげさまでSMCシリーズの中核として多くの方にご利用いただき、いただいた質問や要望をもとにアップデートを重ねています(時間足切替後のサイン保持、矢印サイズの自動調整など、実際に購入者の声から入った改善です)。
免責事項
本ツールは投資助言を行うものではありません。売買のタイミングや方向性を示唆する場合がありますが、利益や勝率を保証するものではありません。表示される情報は裁量判断を補助する目安であり、売買の最終判断はご自身の責任で行ってください。相場環境やブローカーの提供データによっては、検出結果や表示が想定と異なる場合があります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
「サインは出てほしい。でもブラックボックスは嫌だ」——そんな方のために作ったツールです。記事が役に立ったと感じたら、スキやマガジンのフォローをいただけると励みになります。
それでは、よいトレードを。