毎回OB・FVGを手描きするのをやめた。ICTトレーダーが実際に使うTradingViewインジケーター ベスト5
「今日もチャートを開いて、まずやることは同じでした。」
「上位足を遡ってスイングハイ・スイングローを目で探し、FVGを一本ずつ数えて、オーダーブロックらしき陰線に丸をつける。」
「これを毎日、通貨ペアの数だけ繰り返す。」
もし心当たりがあるなら、正直にお伝えします。
その作業がつらいのは、あなたの相場観のせいではありません。
人間の目で「見つけ続ける」という行為そのものに、無理があるだけです。
私はFX歴20年になりますが、この本質に気づくまで遠回りをしました。
元エンジニアとして20年間、仕組みを検証してから使う、という性分が染み付いていたのに、なぜかチャート分析だけは「気合いと目視」でやるものだと思い込んでいたんです。
実際は違いました。
分析が安定してきたのは、手描きの作業を意図的にツールへ渡してからです。
なぜ、人は手描きにこだわってしまうのでしょうか。
理由はシンプルです。
「見つけた」場面には感情のフィードバックが残りますが、「見落とした」場面は多くの場合チャートを閉じて終わりです。
つまり成功体験だけが記憶に積み上がり、見落としは記憶に残らない。
だから知らず知らずのうちに、目視だけで十分だという錯覚が育っていきます。
これは意志の弱さの問題ではありません。
人間の注意力の限界という、仕組みの問題です。
ここから先は、ICT(Inner Circle Trader)の考え方に忠実で、なおかつ実際に私が使い続けているTradingViewインジケーターを、選定基準ごと具体的にお伝えします。
名称・機能・現時点での提供形態は、記事執筆時点で公開情報を確認した内容です。
◆ ICT視点でインジケーターを選ぶ、3つの基準
TradingViewで「ICT」と検索すると、無数のスクリプトが出てきます。玉石混交です。ここで自己流の基準で選ぶと、遠回りをします。私が実際に絞り込みで使っている基準は次の3つです。
ICTの定義に忠実か――BOS(Break of Structure)、CHoCH(Change of Character)、FVG(Fair Value Gap)、OB(Order Block)の判定ロジックが、作者の我流にすり替わっていないか
リペイントしないか――過去足だけ都合よく綺麗に見えて、リアルタイムでは判定が変わるツールは実戦で使えません
通知(アラート)で"待てる"設計になっているか――監視の手間を減らせなければ、手描きをツールに置き換える意味が半減します
この3つを基準に、実際に触って残った5本が、これから紹介するランキングです。
