鏑木 高明 『週刊 金相場展望』 2026年7月21日号
株式会社投資日報社の代表取締役社長であり、アストロロジー相場分析のパイオニア、金融サイクル分析の第一人者である、鏑木高明が毎週執筆を行っている金相場展望のレポートでございます。
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8月10日号は夏季休暇のためお休みとさせていただきます。ご了承願います。
先週のNY金相場(期近)は前週比94.9㌦安の4,018.8㌦で引けた。安値は3,963㌦と一時大台を割る場面も見られたが、辛うじて維持された状態だ。
イラン情勢は戦闘が再開され、緊張が高まったままの状態だ。覚書は事実上破棄されたも同然。混迷を深めている。
しかい金相場は反応せず、むしろ下げへのバイアスを強めている。
これはインフレを意識していることは言うまでもない。市場ではFRBの利上げ観測が強まり、金は安全資産として買われるより、金利上昇による売り圧力の方が勝っているといえる。
先週発表されたCPIは3.5%に低下。市場予想3.8%を下回ったことで、インフレ警戒感が弱まった。ただ金利は目立った動きはなかった。チャートでは依然として長期に亘るトライアングルの上値抵抗線ゾーンを突っかけているといえる。先週はCPIが強い数字を出すとこの上値抵抗突破を簡単に突破して加速するとの警戒があったが、これはまだ示現していない。無論その場合は金相場にとってはインパクトのある下げ相場に発展すると述べたが、これは回避された。
先週述べたシナリオは、また別の景気指標がインフレ圧力の高まりを示すものとなれば、金相場には同じ反応を示すものと考えられる。
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【鏑木高明 プロフィール】
関西学院大学経済学部卒。1995年に世界的に著名な米国のマーケットアナリスト、レイモンド・メリマン氏と提携、国内初の相場サイクルとアストロロジーレポートを発行。サイクル、アストロロジーを活かした相場分析には定評がある。株式会社投資日報社 代表取締役、投資日報出版株式会社 代表取締役、日本テクニカルアナリスト協会会員、『投資日報α』編集長。
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