金価格4,100ドル維持!FOMC前、戻り売り継続か?
FOMC議事要旨を前に金価格は4,100ドル維持!戻り売りか
金価格は4,100ドル台を維持
金価格(XAU/USD)は4,100ドル台を維持し、小幅ながら反発しています。
背景には、FOMC議事要旨(Minutes)の公表を控え、米ドル買いが一服していることがあります。
ドル高の勢いがやや落ち着いたことで、安全資産である金には買い戻しが入りました。
ただし、市場では依然として慎重な見方が優勢で、本格的な上昇トレンドへ転換したとの判断には至っていません。
中東情勢の緊張が再燃
一方で、中東では再び緊張が高まっています。
米軍はホルムズ海峡でのタンカー攻撃を受け、イランへの追加攻撃を実施しました。
さらに米国はイラン産原油の輸出に関する優遇措置を撤回し、原油価格は急上昇しています。
エネルギー価格の上昇はインフレ再燃につながる可能性があり、市場ではFRBが高金利政策を長期間維持するとの見方が強まっています。
市場は年内利上げを織り込む
CME FedWatchによると、市場では年内に少なくとも1回(0.25%)の追加利上げが実施される確率は80%超となっています。
また、
- 米10年国債利回り:4.567%
- 米2年国債利回り:4.189%
まで上昇しており、ドルを支える材料となっています。
利息を生まない金にとって、高金利環境は引き続き重しとなる状況です。
テクニカルでは戻り売り優勢
金価格は短期的に反発しているものの、大きな流れはまだ下向きです。
現在も下降チャネル内で推移しており、200日移動平均線を下回っていることから、中期的な下落トレンドは継続しています。
一方で、MACDはプラス圏へ転換しており、短期的には反発の勢いが戻りつつあります。
ただし、RSIは44付近と中立ラインを下回っており、本格的な上昇トレンドへ転換したとは言えません。
上値では4,164ドル付近が最初の重要な抵抗帯となり、この水準を明確に突破できれば、200日移動平均線(4,491ドル)が次のターゲットとなります。
一方、下値では下降チャネル下限の3,714ドル付近が重要なサポートとして意識されています。
まとめ
- 金価格は4,100ドル台を維持し反発
- FOMC議事要旨を前にドル買いは一服
- 中東情勢の緊張再燃で原油価格が上昇
- 市場は年内追加利上げ確率80%超を織り込む
- テクニカルでは下降チャネル内で戻り売り優勢の流れが継続