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株式会社WIB
2019/04/19 16:43
公開: 2019/04/19 16:43
更新: 2021/04/08 15:35
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連載
プロが教えてくれた勝つためのFXの真実!今すぐなれる!負けない裁量トレーダー!

後回しにしたら危険!勝ちたければダウ理論を理解して分析力を向上させよう!

FX



こちらの記事は、

『そんなに大切?ダウ理論とは|誰でも簡単にエントリーポイントが分かる』

でより詳しく解説しています。



トレードで最も大切なダウ理論

初心者時代、どんなインジケーターや手法を試しても勝てませんでした。


勝てないから他の手法を探しました。


その後、どのような手法を試しても勝つことができませんでした。


なぜ勝てないのか?


それは、相場分析の王道『ダウ理論』を無視してトレードをしていたからです。


そう、ダウ理論を知らなければ、どんな手法でも勝つことはできないんです。


なぜ、それほどダウ理論が大切なのでしょうか?

 

ダウ理論とは歴史ある理論


ダウ理論は、19世紀後半にチャールズ・ヘンリー・ダウというアメリカの証券アナリストが提唱したチャート分析の理論です。

100年前の理論が今も利用されている。

すなわち、世界中の優秀なトレーダーが理解してないわけがない。


しかし、初心者トレーダーの私は、ダウ理論を知らずにトレードで勝とうとする。

これは、ちょっと無謀ですよね。

 

トレーダーの世界基準になっているダウ理論


為替相場だけではなく、株式相場や先物相場でも、世界のトレーダーが注目している基準。

それが、『ダウ理論』なのです。


トレードの世界では、こんな格言があります!


『トレードは美人投票』


たくさんのトレーダーが注目している値動きが、最も大切だ!

つまり、相場は、多数決ということです。


マニアックなインジケーターより、多数が有利に働くということです。


では、たくさんのトレーダーが着目しているものとはなんでしょう?


それは【ローソク足】と【ダウ理論】です。



ローソク足の分析方法については、以下の記事でわかりやすく解説しています。

⇒【ローソク足のプライスアクションで勝つ!FX最強シグナル7選|保存版】

FXでテクニカル分析といえばチャート上にいろいろなインジケーターを表示させたチャート分析(チャートリーディング)をイメージする人が多いでしょう。


確かに、テクニカル分析を行う上で、インジケーターは必要です。


上級トレーダーもインジケーターを使って、トレードを行っているでしょう。


でも、勝てているトレーダーは、インジケーターを使う前に、相場における一貫した『基準』をもって、トレードをしています。


その『基準』こそが【ダウ理論】です。


それでは、【ダウ理論】を解説していきましょう。

 

ダウ理論とは?


次の6つの基本法則でダウ理論は成り立っていると言われています。


①     すべては市場価格に織り込まれる

②     トレンドは3種類ある

③     メインとなるトレンドはマーケットの動向により3段階ある

④     平均はお互いに確認されなければならない

⑤     トレンドは出来高も確認する必要がある。

⑥     トレンドははっきりとした反転シグナルが点灯するまでは続いていく


うーん、いまいちよく分からない表現ですよね。

けど、大丈夫です。

理論の内容自体は単純ですから、早速説明していきましょう。

 

①     すべては市場価格に織り込まれる


市場価格は経済指標・災害・企業業績だけに左右されるのではありません。

テロや戦争のような突発的で、予測が不可能な出来事であっても左右されます。


つまり、ファンダメンタルを含むすべての出来事が反映された結果として、「市場価格」が成り立っているという法則です。


②トレンドは3種類ある


ダウ理論の中でのトレンドは、トレンドの期間によって大きく3つに分けられます。

・ 主要トレンドは1年~数年の期間。

・ 二次トレンドは3週間~3ヶ月の期間。

・ 小トレンドは3週間未満の期間。


簡単に説明すると、大きなトレンドの中に、中くらいのトレンドがあり、その中にさらに小さなトレンドがある。

チャート分析的に考えると、マルチタイムフレーム分析(長期・中期・短期)がトレードに活用できるというわけです。


マルチタイムフレーム分析については、以下の記事で詳しく解説しています。

⇒【マルチタイムフレーム分析を習得してFX手法を蘇らせる方法】


③メインとなるトレンドはマーケットの動向により3段階ある


トレンド初期(先行期)、トレンド中期(追随期)、トレンド終期(利食い期)の3つです。

以下に各トレンドの説明をします。


「トレンド初期(先行期)」:少数の市場参加者がリスクを取って底値買いをはじめる段階。

「トレンド中期(追随期)」:価格が上昇していくのを確認した後、他の市場参加者が追随して買っていく段階。

「トレンド終期(利食い期)」:トレンド初期の市場参加者が、利益確定をし始める段階。

 

画像で確認してみましょう。


わかりやすく説明すると、勝てる(上級者)トレーダーは「トレンド初期」〜「トレンド中期」にエントリーをして、負ける(初心者)トレーダーは一番最後の「トレンド終期」にエントリーしているといった感じでしょうか。


相場は、参加者の市場心理や大衆心理で大きく動いていると言っても過言ではありません。


詳しくは以下の記事で詳しく解説しています。

⇒【なぜ勝てるFXトレーダーは高値・安値にこだわるのか?|相場の力関係】


④平均はお互いに確認されなければならない


ダウ理論は、株式市場で使われていた理論です。

ここでいう「平均」とは、平均株価のことを指します。


2つの株式平均のトレンドが確認されることによって、よりはっきりとしたトレンドが確認することができるということです。

ちょっとFXとは違うかな?と思われがちですが、勝率アップや差益アップをしたければ、活用したほうがよいでしょう。

ということで、これをFXに当てはめて考えると以下のようになります。


例えば、

ドル円 + 日経平均 =トレンド

ドルインデックス + ドルストレート =トレンド

ドル円弱気 + ポンドドル弱気 = ポンド円の超弱気


⑤トレンドは出来高も確認する必要がある。


大きなトレンドが動くときは、その動きに比例して出来高も大きくなる。

つまり、トレンドは出来高に比例するということになります。

しかしながら、FXの市場は、株式相場より大きいため、出来高はほぼ確認できません。

というわけで、FXにおいてはこの理論はスルーします。

 

⑥トレンドははっきりとした反転シグナルが点灯するまでは続いていく


この理論が『ダウ理論の中で最も大切で核心的な部分』と言っても過言ではありません。


いったんトレンドが発生すると、はっきりとしたトレンドの反転シグナルが発生するまで、トレンドは継続するという理論です。



明確なトレンドを確認することができたら、トレンドの反転シグナルが出るまで、そのトレンドに追従(トレンドフォロー)していく必要がある。


特にFXは、株式市場や先物市場など他の市場に比べてトレンドが継続しやすいため、この理論がダウ理論の中で最も重要な理論です。


トレンド転換については、以下の記事で詳しく解説しています。

⇒【トレンド転換・継続サインの見極め方は押し安値と戻り高値の更新】


次に、トレンドとはどういうものなのかということを確認しておきましょう。

 

FXの3つの相場|アップトレンド・ダウントレンド・レンジ


FXには3つの相場であるアップトレンド・ダウントレンド・レンジ相場があります。


トレードで勝てるようになるには、今現在のレートがどんな相場にあるのかを知る必要がります。

ダウ理論では、これら3つの相場を以下のような条件で定義しています。

 

アップトレンドとは?


高値・安値がだんだんと切り上がっている状態のこと言います。

正確にいうと『安値と高値が両方切上がり』が確認できてからアップトレンドとなります。

 

それでは、画像をご覧ください。



画像のように高値と安値が両方切り上がっていれば、アップトレンドです。


点線①・・・アップトレンドの確定

点線②・・・アップトレンド継続の確定

 

アップトレンドが続いている状態ではエントリーは買いです。


ダウントレンドの定義


高値・安値が切り下がっている状態をダウントレンドと言います。

正確にいうと『安値・高値の両方の切下がり』が確認できてからダウントレンドになります。



画像のように高値と安値がだんだんと切り下がっていれば、ダウントレンドです。


点線①・・・ダウントレンドの確定

点線②・・・ダウントレンド継続の確定


ダウントレンドの中ではエントリーは売りで行う。


トレンドフォローの勝率を上げるためのテクニカル分析から手法まで、以下の記事にすべて詰め込んでいます。

⇒【FXのトレンドフォロー手法大全|1記事で順張りを完全攻略|保存版】


レンジ相場の定義


レンジ相場とは、「もみ合い相場」や「ボックス相場」とも言われています。つまり、売りと買いが拮抗して、一定の値幅の中で上下動している状態です。

 

それでは、画像をご覧ください。




これを見ると、一定の値幅を上下動していることを確認できます。

ですが、レンジ相場はリアルタイムではなかなか分からないものです。


再度、上図をご覧ください。


①のラインで反発⇒②の高値ラインで反落する⇒③直近の安値付近で反発する

この段階で、レンジ相場かも?疑い始めますが、まだレンジ相場だという確信は持ちにくいです。

④再度、直近の高値付近で反落する・・・これでレンジ相場が確定となります。

⑤底値で2回反発しているので、この付近で買いエントリーを検討する。

⑥2回反落しているので、この付近で売りのエントリーを検討。

⑦ブレイク・・・いつ、どのタイミングでブレイクするのかは分かりません。


レンジ相場の攻略する手法は、以下の記事で詳細に説明しています。

⇒【2つのFXトレンドフォロー手法で誰でも簡単にレンジ相場を攻略できる】で分かりやすく解説しています。

 


トレンド相場のエントリーポイント


ダウ理論がなんとなく理解できたところで、実際にどのようなところでエントリーできるかを紹介していきます。

ここで、ダウ理論⑥『トレンドは明確な転換シグナルが発生するまでは継続する』を思い出してください。

『明確なトレンドを確認することができたら、トレンドの反転シグナルが出るまで、そのトレンドに追従(トレンドフォロー)していく必要がある。』でしたね。

 

それでは、画像をご覧ください。



この図はアップトレンドです。


まずはa~dについて説明していきます。


a.安値は切り上がっていますが、まだ高値は更新していませんから、アップトレンドではありません。したがってここはエントリーなし

b.安値を切り上げて、点線1のラインを超えてきました。ここでアップトレンドが確定です。点線①をブレイクした時点で、買いエントリーが可能です。

c.高値と安値の切上げが確認できていますので、明確なアップトレンドです。反発を確認後に買いでエントリーです。一般的に押し目買いと呼ばれています。

d.アップトレンド中に高値を更新したので、アップトレンド継続を確認できます。点線②をブレイクしたところで、買いのエントリーが可能です。

 

上記図のエントリーポイントをまとめておきましょう。

・付箋b,付箋d⇒アップトレンドが継続してることを確認してからのエントリー

・付箋c⇒アップトレンド中の調整(安値Aまで)で、押し目買いエントリー


基本的には、上記のエントリーポイントがトレンドフォローのエントリーの基本になります。特に付箋cは押し目買いの王道と言われているエントリーポイントです。

 

まとめ


損小利大を唄っているトレードスタイルは多々ありますが、トレンドフォローが最もわかりやすく大きく利を伸ばすことができます。

トレンドフォローを十分に理解するためには、ダウ理論が必要です。

特に、以下の3つは大切です。


すべては市場価格に織り込まれる

トレンドは3種類ある

トレンドははっきりとした反転シグナルが点灯するまでは続いていく


ダウ理論でいうトレンドの定義を意識しながらチャートを眺めてみてください。

トレードのスキルが上昇すること間違いなしですよ。


その他の記事をお読みになりたい方は、【エイクのブログ】をご覧ください。


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