NK225先物 MTFダウ理論 4シナリオ分析レポート 2026-06-22(日中セッション用)
NK225先物MTFダウ理論分析レポート
日時:2026年6月20日 09:02 JST / ナイト引け(週末クローズ)
現値:71,850円
対象:日中セッション向け(6/22 月曜)
結論
結論として、ナイトは72,000を上抜けて72,330まで新高値をつけたが定着できず、72,210→じり安で71,850で引けた。4Hは上昇トレンド・上昇波動を維持するが、1Hはレンジ/下落波動、15mは上昇トレンド/下落波動で、72,000のコール壁正面で頭打ち・高値圏のもみ合いとなっている。月曜日中は4Hの上昇を背景に押し目買い・上放れ追従を基本軸とし、71,980/72,210の上抜けで上放れ、押し目(71,630〜71,000/70,810〜69,800の2範囲)で反発を取りに行く。72,000のコール壁は手前が重く、終値で明確に上抜ければガンマスクイーズで上方加速(72,250→75,000)しやすい一方、下値はプット側ロングガンマで支えられやすく急落しにくい。土日を挟むため月曜寄りのギャップに注意する。
71,630を維持した反発で押し目買い、71,980→72,210→72,330の終値上抜けで上放れ・ブレイク追従ロング(72,000明確上抜けでスクイーズなら72,250→75,000)。押し目候補は71,630〜71,000(浅)と70,810〜69,800(深)の2範囲。70,810を15m終値で割れば調整深化として69,800を意識する。72,000コール壁の手前は重しのため、上抜け確定までは買いのMFE保護を早める。
4H分析
4Hは上昇トレンド・上昇波動を継続するが、72,000近辺の高値圏でもみ合い71,850で引けた。直近押し安値は70,810。20EMA・20SMAは上向き、価格は120EMA(日足20EMA相当67,000近辺)・200EMA(心理的節目)を大きく上回り、上方向の地合いは保たれている。
上値は青天井で72,330(ナイト高値)、その上はOIコール節72,250〜(72,000明確上抜けでスクイーズなら75,000方向)。下値は71,630(15m押し安値)、71,000(サポート転換)、70,810(4H転換)、70,140〜69,800(前回高値・1H押し安値)、68,870(4H押し安値)、66,110(サポート転換)、最終的に62,350。62,350を割らない限り大局は上昇だが、72,000のコール壁正面で頭が重く、高値圏の過熱に注意する。
1H分析
1Hはトレンドがレンジ化し下落波動に入った。直近の押し安値は69,800、転換は72,180。20EMA・80EMA(4H20EMA相当)・480EMA(日足20EMA相当)は上向きで価格はその上〜近辺にある。
71,630〜71,000で押し目を作りながらの上昇継続を見込む。72,180を1H終値で回復すれば上昇波動へ復帰し新値追い、逆に70,810を1H終値で割れば上昇波動の崩れの初期サイン、69,800割れで調整深化を警戒する。
15m分析
15mは上昇トレンドだが下落波動に入っている(転換71,980、押し安71,630、戻高72,210)。72,210の高値後にじり安となり、20EMAは横ばい化、80EMA(1H20EMA相当)・320EMA(4H20EMA相当)は上向きで価格は20EMA近辺にある。
短期は71,630を支持に下げ止まり、71,980を15m終値で上抜けば上昇波動へ回帰、72,210→72,330の終値上抜けで新値追い。71,630を15m終値で割れば調整が深まり71,000方向へ。20EMAが横ばいのため逆張りの早撃ちは避ける。
MTF状態
- 4H:上昇 / 上昇波動。72,000近辺の高値圏もみ合い、71,850引け。20EMA・20SMA上向き。転換70,810・押し安68,870・戻高---。
- 1H:レンジ / 下落波動。72,330高値後72,210まで戻すも上値重く71,850引け。転換72,180・押し安69,800。各MA上向き・価格はその上〜近辺。
- 15m:上昇トレンド / 下落波動。転換71,980・押し安71,630・戻高72,210。72,210天井からじり安。20EMA横ばい化、80EMA・320EMAは上向き。
- 整合性:4Hが上昇トレンド・上昇波動で、1Hレンジ・下落波動/15m上昇トレンド・下落波動と下位足が高値圏で一服。上位足優先で押し目買いが基本軸だが、15mが下落波動のため71,980の終値上抜け=上昇波動回帰、または押し目ゾーンでの反発を確認してから順張りに乗る。戻り売りは上位足上昇中の逆張りのため戻り取り限定。
OI・ガンマ分析(中期メド/6月19日確定)
オプションの建玉とガンマ(=価格が動いたときディーラーのヘッジ売買が出やすい度合い)から見た、中期の上値メド・下値支え・値が止まりやすい価格帯。
- 72,000円=最強の「磁石」かつ上値の壁。コール建玉が最大(7月限5,788)で、ガンマの強さも全ストライク中で突出(次に強い72,250の約2倍)。値が吸い寄せられて止まりやすく(ピン)、同時に上値を抑える重しになりやすい。前回ナイトも72,330まで伸びたが定着できず、この壁の手前で頭打ちになった。
- 上に抜けた先のメドは72,250→73,000。72,000を終値で明確に上抜けると、抑えていたヘッジの買い戻しが上昇を加速させる(ガンマスクイーズ)可能性があり、その場合の次の節目が72,250、さらに73,000。強い上昇相場なのでディーラーは「売り建て側(上抜けで踏み上がりやすい側)」と推定される。なお6/19はこの72,000で建玉を減らす動き(外資中心の手仕舞い)が出たが、買い方・売り方どちらの手仕舞いかは判別できず、上値のフタが外れて抜けやすくなったとも、上昇のエネルギーが抜けて頭打ちになったとも取れる。上抜けが本物かは終値で見極める。
- 下値は70,000円が支えの節目。この価格帯にもガンマの塊(コール・プット両方)があり、下げても値が止まりやすい。さらにプット建玉が厚め(PCR1.66)で、急落しにくい下支えになりやすい。
- 値の重心(マックスペイン)は中期で65,000円付近。満期に向け、長い目では引き寄せられやすい中心。
※ガンマの「強さ」は実数データに基づくが、ディーラーが買い建て・売り建てどちらかの「向き」は現在の価格帯では推定を含む。ガンマの効果が最も強く出るのは7月SQ接近時。
重要価格
- 72,330円:ナイト高値・直近最高値。上抜けで新値追い。
- 72,250円:OIコール節(上値メド)。72,000明確上抜け後の到達候補。
- 72,210円:直近戻り高値・15m戻高。上抜けで上昇波動回帰。
- 72,180円:1H転換。戻りの上値メド。
- 72,000円:OIコール最大OIの壁。手前は重し・終値上抜けでスクイーズ含み。
- 71,980円:15m転換。15m上昇波動回帰の基準。
- 71,850円:現値・ナイト引け値。
- 71,630円:15m押し安値。浅い押し目ゾーンの下限・短期分岐。
- 71,000円:節目・サポート転換。深い押し目ゾーンの上限。
- 70,810円:4H転換・直近押し安値。深い押し目ゾーンの下限・最重要支持。
- 70,140円 / 69,800円:前回高値(サポート転換)/1H押し安値。さらに深い押し目候補。
- 68,870円:4H押し安値(直近の構造的支持)。深押し最終候補。
- 66,110円:4H旧戻り高値=サポート転換。中期支持。
- 62,350円:4H/1H押し安値(構造的安値)。下方向の最重要。
トレードアイデア
① ブレイク追従(ロング)
- トリガー条件:72,330(ナイト高値)を15m終値で上抜け(新値追い)。補助=71,980→72,210の終値上抜けで上昇波動回帰。
- 先行:上抜け後、ブレイク価格近辺への戻り、または傾斜の付いた20MA近辺を短い足で計って先行(バックエントリー、ブレイク価格基準)。
- 本玉化条件:72,330を1H終値で回復、かつ72,000を明確に上抜け。
- ロスカット・無効化:先行分は71,630割れ、本玉は71,000割れ。
- ターゲット:72,250(一部利確+建値)、75,000(72,000終値上抜けでガンマスクイーズに転じた場合の中期メド・OI次節)。
- RR:T1(72,250)≒建値圏/T2(75,000)=3.8。72,000の終値上抜け(スクイーズ確認)後の本玉中心で扱い、本来のリワードはT2。
- MFE保護:+200円で建値または微益撤退、+300円で最低+100円確保またはトレーリング。コール壁の正面・頭打ち警戒のため、上抜け確定までは早めに保護。
② 押し目買い(ロング)
- 標準条件:ゾーン1(浅押し)=71,630〜71,000(15m押し安値〜サポート転換)、ゾーン2(深押し)=70,810〜69,800(4H転換〜前回高値・1H押し安値)で反発形状を15m終値で確認。さらに深い場合は68,870。
- 本玉化条件:71,980を1H終値で回復。
- ロスカット・無効化:先行分はゾーン1で70,900割れ/ゾーン2で69,700割れ、本玉は69,800割れ。完全撤退68,870割れ。
- ターゲット:72,210(一部利確+建値)、72,330〜75,000(72,000上抜けスクイーズ時)。
- RR:ゾーン1 T1=5.6/T2=6.2。ゾーン2 T1=11.6。
- MFE保護:+200円で建値または微益撤退、+300円で最低+100円確保またはトレーリング。下値はプット側ロングガンマで支えられやすいが、高値圏のため浅い押しを優先し保護を早める。
③ 戻り売り(ショート)
- 標準条件:71,630(15m押し安値)を15m終値で割った後、ゾーン1(浅い戻り)=71,850〜72,180、ゾーン2(深い戻り)=72,210〜72,330への戻りで失速を15m終値で確認(戻り取り限定)。
- 本玉化条件:71,000を1H終値で割れ。
- ロスカット・無効化:先行分はゾーン1で72,210回復/ゾーン2で72,360回復、本玉は72,330回復。強い無効化72,330(ナイト高値回復)。
- ターゲット:71,000(一部利確+建値)、70,810〜69,800。
- RR:ゾーン1 T1=4.8/T2=5.7。
- MFE保護:+200円で建値または微益撤退、+300円で最低+100円確保またはトレーリング。4H上昇中・下値はプット側ロングガンマで支えられやすい逆張りのため、戻り取り限定・深追いせず上昇20MA上の早撃ち回避。トリガー確定足でT1到達済みなら見送り。
④ ブレイク追従(ショート)
- トリガー条件:70,810(4H転換・直近押し安値)を15m終値で割れ(上昇波動の崩れ)。
- 先行:割れ後、ブレイク価格近辺への戻り、または傾斜の付いた20MA近辺を短い足で計って先行(バックエントリー、ブレイク価格基準)。
- 本玉化条件:69,800を1H終値で割れ。
- ロスカット・無効化:先行分は71,120回復、本玉は71,630回復。完全撤退72,000。
- ターゲット:69,800(一部利確+建値)、68,870/66,110(サポート転換・中期支持帯)。
- RR:T1(69,800)=3.3/T2(68,870)=6.3。
- MFE保護:+200円で建値または微益撤退、+300円で最低+100円確保またはトレーリング。4Hが上昇・下値はプット側ロングガンマで支えられやすいため、70,810割れまでは下落本格化を見ない深いコンティンジェンシー。新値圏からの反落はダマシ・急反発に注意。
現時点のアクション
- 最重要ライン1:71,630円。維持+反発で押し目買い継続(順張り)。15m終値割れで調整入りとして71,000→70,810→69,800まで意識。
- 最重要ライン2:72,000〜72,330円。手前は重しだが、72,000を終値で明確に上抜ければガンマスクイーズで上放れ・ブレイク追従ロング(72,250→75,000)。上抜け確定までは買いのMFE保護を早める。
エントリー価格・トリガー・ロスカットは引け時点のチャート形状(各足の転換価格・押し安値・戻り高値)を基準に設定している。時間の経過で構造が変化した場合、上位足の構造変化がない限り、下位足(15m等)の波動転換価格(例:短期足が一旦下落波動に入った後に上昇波動へ転換する価格)を基準にエントリー価格を調整し、当初設定値と比較してより実態に合う方を採用する。土日を挟むため月曜寄り付きのギャップに注意する。押し目買い②・戻り売り③のゾーンは2範囲(浅・深)を目安として示すが、流動性の高い時間帯(日中の寄り付き〜アクティブな時間帯、ナイトのNYオープン前後)はゾーンに必ずしもタッチせず若干手前(目安±数十円程度)でトリガーになる場合がある。その際もゾーン近辺での反発/失速形状を15m終値で確認できればトリガー成立とみなす(大きく乖離した位置での見切り発車はしない)。OIは満期に紐づく中期メド(6/19確定値)で、72,000は手前が重し・終値上抜けでスクイーズ含み、下値はプット側ロングガンマで堅め(GEX符号は推定・SQ接近で増幅)。短期トリガーは各足の構造で判断する。
※本レポートは情報提供を目的としたものであり売買助言を目的とするものではなく投資判断は自己責任でお願いします。