【FXの嘘を暴く②】「グランビルの法則は王道」という幻想。移動平均線(MA)だけで勝てない理由
プロトレードコーチMaxです。
「FXの嘘を暴く」シリーズ、第2回目のテーマは、FXを少し勉強した人なら誰もが知っている「グランビルの法則」です。
教科書通りに、移動平均線(MA)まで価格が落ちてきたところで「押し目買いだ!」とエントリーしたのに、そのままあっさりとMAを下に抜け、無残に損切りになった……。 あなたにも、こんな経験はありませんか?
私の元に相談に来る多くのトレーダーも、同じように「グランビルの法則通りにやったのに勝てない」と悩んでいます。 しかし、それはあなたのやり方が悪いのではありません。そもそも、「グランビルの法則で勝てる」ということ自体が、相場の本質を見誤った幻想なのです。
■ 遅行指標に依存する「仮説」の脆さ
グランビルの法則の代表的な買いポイントは、「移動平均線が下落後、横ばい、または上向きに転じたときに、価格が移動平均線を下から上に突き抜けた場合」とされています。
一見、理にかなっているように聞こえますよね。しかし、冷静に考えてみてください。 移動平均線(MA)とは、文字通り「過去の値動きを平均しただけの遅行指標」です。
グランビルの法則は、「価格が過去の平均値付近に届いたときには、相場は再び順行するだろう」という、極めて壮大で根拠の薄い『仮説』に依存しているに過ぎません。
実際の相場は、平均値を中心にして上下均等に綺麗に動いているわけではありません。大衆の心理や大口の資金流入によって、いとも簡単にこの仮説は裏切られ、過去の平均値などお構いなしに価格は突き抜けていきます。
■ 王道手法という名の罠
現実として、巷にはグランビルの法則に従い「MA付近での売買を繰り返すこと」を『王道手法』と称して販売されている商材が山のようにあります。 しかし、その結果はどうでしょうか。MAだけを頼りにトレードをして、相場から退場していった「落伍者の山」が、その手法が通用しないことを証明しています。
もちろん、移動平均線をチャートに表示すること自体を否定しているわけではありません。しかし、MAはあくまでも「1つの水準の目安」に過ぎないという事実を強く認識すべきです。
過去の平均値という「遅行指標」だけで勝負するのではなく、今の相場の「リアルタイムの勢い」をオシレーターで測り、相場が反発せざるを得ない『明確な壁となる要素』を特定する。そこまで根拠を重ねて初めて、極めて負けにくい安定したトレードが可能になるのです。
過去の平均値である移動平均線に頼った「祈るようなトレード」は、今日で終わりにしてください。
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プロトレードコーチMax