AI類似チャート予測EA開発ノート1|まずは「動くところ」まで作れた。ただし、まだ勝てるEAではない。
こんにちは、つもです。
この記事は、AI類似チャート予測EA開発ノートの1本目です。
今回は、新しく作り始めたEAについて書きます。
名前は、
AI類似チャート予測EA
です。
いきなりですが、最初に正直に書きます。
このEAは、まだ完成品ではありません。
まだ実運用で使える段階でもありません。
まだ「勝てるEA」と言えるものでもありません。
でも、EA開発としては、一つ大きな前進がありました。
動くところまで作れた。
EA開発では、ここが意外と大きいです。
アイデアだけなら、いくらでも出ます。
「過去チャートから似た形を探して、未来を予測するEA」
そう言うだけなら簡単です。
でも、実際にMT4上で動かす。
過去データを読む。
現在のチャート形状と比較する。
類似パターンを探す。
その後の値動きから方向感を出す。
売買判断まで進める。
ストラテジーテスターで走らせる。
ここまで持っていくと、話が一気に現実になります。
そして現実は、ちゃんと厳しいです。
今回のバックテストでは、EAとして動くことは確認できました。
ただし、結果はマイナスでした。
つまり、現時点の評価はこうです。
動作確認は合格。収益性は不合格。
ここから開発が始まります。
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今回作っているもの
今回作っているのは、過去チャートの中から、現在の値動きに似た場面を探すEAです。
考え方はシンプルです。
今のチャートの形を見る。
過去のチャートから似た形を探す。
その後、過去では上がったのか、下がったのかを見る。
それを参考に、現在の方向感を出す。
つまり、
「今の形に似た過去があるなら、その後どう動いたかを見たい」
という発想です。
人間でも、チャートを見てこう思うことがあります。
この形、前にも見た気がする。
この押し方、過去の上昇前に似ている。
この崩れ方、前はこの後に急落した。
このレンジ抜け、どこかで見た。
この感覚を、EAで数値化しようとしています。
もちろん、人間の感覚そのままではEAにできません。
EAは「なんとなく似ている」を理解してくれません。
だから、ローソク足の並びや値動きの形を、数値として比較します。
まだ「AI」と言い切るには早い
名前にはAIと入れています。
ただ、ここは正直に書いておきます。
現時点では、まだ本格的なAIモデルを使っているというより、
過去チャートの類似検索ロジック
に近いです。
ニューラルネットワークで未来を予測しているわけではありません。
外部AIに売買判断を丸投げしているわけでもありません。
今の段階では、流れとしてはこうです。
現在のチャート形状を数値化する。
過去のチャート形状と比較する。
似ている過去パターンを探す。
その後の値動きを集計する。
方向感を判断する。
この流れです。
ただし、方向性としてはAI的です。
過去データから似た場面を探す。
複数のサンプルから傾向を見る。
その傾向を判断材料にする。
この考え方は、将来的にAI化しやすいです。
今後、特徴量を増やしたり、重み付けを変えたり、外部分析と連携したりする余地もあります。
だから、まずは「AI類似チャート予測EA」という名前で進めています。
名前負けしないように、これから育てます。
名前だけ強そうなEAは、相場でだいたいすぐ化けの皮がはがれます。
なので、ここは地味に検証します。
まずは動作確認できた
現時点で一番大きいのは、コンパイルエラーなく動いたことです。
EA開発では、ここが最初の壁です。
構想はある。
コードも書いた。
でも、コンパイルが通らない。
MT4に入れても動かない。
ストラテジーテスターで表示されない。
チャート上に何も出ない。
この段階で止まることはよくあります。
今回は、まずコンパイルエラーなしで動くところまで来ました。
そして、ストラテジーテスター上でも、EAとして稼働させることができました。
さらに、バックテスト上では、長期間にわたって売買と決済が記録されました。
これは、少なくともEAがストラテジーテスター上で、売買処理まで進められていることの確認材料になります。
これは、まだ勝てるという意味ではありません。
でも、開発の土台ができたという意味では大きいです。
動かないEAは検証できません。
動くEAになって、初めて検証できます。
よろしいですか?