【今日の相場】4月28日|歪な構図に変化の兆し、日経安・TOPIX高
日経が下がると、保有株が上がる。
なんともやりづらいですね。
28日の東京市場は、取引開始後から指数だけが下がる展開。
日経平均株価は前日比619円安の59917円で取引を終えました。
前日の米国市場では、SOX指数の連騰が18で止まる一方、
NVIDIAが半年ぶりの最高値を更新。
それでもダウ平均株価は下落、ナスダック総合指数は上昇と、まちまちな動きでした。
この流れを受けた東京市場では、
前日の引け後に発表されたアドバンテストの決算を材料に売りが優勢。
さらにソフトバンクGは、ARM株の急落も受け大幅安。
半導体関連に売りが波及し、日経平均を大きく押し下げる形となりました。
一方で、TOPIXは堅調。
半導体から資金が抜け、幅広い銘柄に資金が流入しました。
結果として、体感としては全面高に近い地合いとなっています。
◆今日の市場整理
・日経平均は619円安の59917円で下落
・米国市場は半導体強弱入り混じる展開
・半導体株の下げが指数を押し下げ
・TOPIXは上昇、個別株は広く買われる
・指数と中身の乖離が拡大
さらに、決算の影響も出始めています。
大引け後に信越化学工業が減益と配当未定を発表。
時間外では大きく売られています。
半導体関連のセンチメントに対して、冷や水を浴びせる可能性もあります。
また場中には、日本銀行が金融政策決定会合で政策金利の据え置きを発表。
ただし、今後の追加利上げへの警戒が市場に意識され始めている点には注意が必要です。
◆投資家メモ
今の相場は、かなり特徴的です。
日経平均が下がると、TOPIXが上がる。
このいびつな構図が続いています。
背景にあるのは、半導体主導から、より広い銘柄への資金シフトです。
さらに市場の視線は、イラン情勢の「その後」へ向いています。
戦争後に何が来るのか。
この思惑が、相場の軸になりつつあります。
ここから重要なのは、
この歪な構図が続くのか、それとも正常化に向かうのか。
連休前の相場ではありますが、
資金の流れの変化は次のトレンドの前兆になりやすいです。
指数の動きだけでなく、中身の変化を見ておきたい局面です。
Is it OK?