#21 「全勝のEA」なんてゴミです。真の「最適化」と「卑怯な後出しジャンケン」の違い。
FX
2025年12月8日:記
前回の予告通り、今日は「最適化(オプティマイゼーション)」のお話をします。
結論から申し上げましょう。
その気になれば、「過去3年間、勝率100%、ドローダウン・ゼロ」の無敵EAを作ることなど、私には造作もないことです。
ですが、私はそれをしません。
なぜなら、それは「詐欺」であり、「ゴミ」だからです。
今日は、巷に溢れる「カーブフィッティング(過剰最適化)」という名の嘘と、私が実践している「真のチューニング」の違いを、皆様にお伝えしましょう。
卑怯な「後出しジャンケン」
世の中の「聖杯」と呼ばれるインチキEAの多くは、こうやって作られています。
1.過去のチャートを見る。
2.大きく負けた場所を見つける。
3.「その日時だけ、エントリーしないようにプログラムに書く」
4.あるいは、「その動きにだけフィットする特殊なインジケータ条件を追加する」
これを繰り返せば、過去データ上ではきれいな右肩上がりのグラフが出来上がります。
これが「過剰最適化(カーブフィッティング)」の正体です。
言っておきますが、これはプログラミングではありません。
「昨日のジャンケンの結果を見てから、何を出すか決めている」だけの、卑怯な後出しジャンケンです。
未来の相場は、過去と同じ動きなどしません。
ですから、こんなEAは実戦投入した瞬間、役に立たないゴミ屑と化してしまうのです。
私のやる「最適化」とは?
私は、過去のチャートに合わせてロジック(売買ルール)をコロコロ変えたりはしません。
私のロジックは常にシンプルです。
「クジラが食い散らかした跡(上髭の先)を割ったら、売る」
これだけです。
私がやる最適化とは、このロジックを固定した上で、「道具(パラメータ)のスペック」を選定することです。
・ ストップロス(損切り)は、何pipsに入れるのが一番安全か?
・ トレール(利食い)は、何pips刻みで追いかけるのが一番利益が残るか?
ライフル銃の「照準」を合わせる作業と言ってもいいでしょう。
弾丸(ロジック)は変えずに、スコープの倍率や、火薬の量を調整して、最も命中率が高い数値を探すのです。
「3年」という重みを知ってください
こういうと、知ったかぶりの賢いフリをした連中がこう言います。
「パラメータの最適化だって、結局は過去データに合わせたものに過ぎないじゃないか」
……いいえ、違います。
私のバックテスト期間を見てください。
「3年間」です。
たった数ヶ月のお話をしているのではありません。
上昇トレンド、下降トレンド、レンジ、ショック相場……。
3年という長い年月の間、雨の日も風の日も、同じパラメータ(設定値)で勝ち続けているのです。
もしそれが「たまたま(偶然)」だと言うなら、言わせておけばいいでしょう。
ですが、3年間・数千回の試行回数を生き残った設定値は、もはや偶然ではありません。
それは「相場の習性(物理法則)」です。
私は、その「法則」を炙り出すために、膨大な計算を回しています。
未来を予知するためではありません。
「未来でも変わらないであろう、人間の本能(恐怖と欲)の形」を、数字で捉えるためなのです。
だから、私のEAは強いのです。
小手先のテクニックで化粧したEAとは、骨格が違うのですよ。
次回:
実は、EAはもう完璧に仕上がったと思っていました。
PF 6.46。これ以上のものはないと。
販売の準備に入ろうかなぁと思っていたら、ふと気づいてしまったのです。
物理のお話です。
ボールは転がれば転がるほど、摩擦で勢いがなくなります。
相場も同じです。
トレンドが伸びれば伸びるほど、そのエネルギーは減衰していくはずです。
だとしたら……
「トレールの利幅も、回数を重ねるごとに短くしていくべきではないでしょうか?」
気づいてしまったからには、やるしかありません。
私は、完成したはずの「髭剃りEA」の封印を解き、更に凶悪な兵器 へと進化させることにしました。
次回、その驚愕のテスト結果を公開します。
震えてお待ちください。
※
私が作成中のEAは、手動で誰でも実現できる、第2話でご紹介した
「スキャル禁止でも勝ちまくれる手法」の自動化に取り組んだものです。
この連載の(今のところ)唯一の有料記事です。
150円! 安い!...社長, 安い! ٩(ˊᗜˋ*)و
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Is it OK?