ドル円、植田日銀総裁のハト派発言などを受け続伸。
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【10/3相場概況】
東京時間、ドル円は、日経平均の上昇を背景にリスク・オンの流れで買いが先行。また、植田日銀総裁が「経済・物価の中心的見通しが実現していけば利上げ」「経済・物価見通し実現の確度などを点検、適切に政策判断する」「まずは緩和的な金融環境を維持することが大切」などの見解を示したが、総じて目新しいものではなかった。一部で期待されていた早期の利上げ思惑を高める内容ではなかったこともあり、総裁の発言後はさらに上値を試す展開となり、前日高値の147.51円を上抜けて、一時147.81円まで上昇。欧州時間、ドル円は時間外の米10年債利回りの低下を受けジリ安。NY時間、9月米ISM非製造業指数が予想51.7に対し50.0と下振れると、円買い・ドル売りが先行しドル円は一時147.06円まで下落。その後、米10年債利回りが上昇に転じると買いが優勢となり、週末を控えたポジション調整目的の買いも入り、147.54円まで買い戻された。
【10/6相場観】
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