半裁量EA『ELDRA』攻略本 第8回: グリッドトレード完全攻略【即スタート~バックテストまで】
📊 グリッドトレード完全攻略 📊
第8回【実践編】: 即スタートからバックテストまで徹底解説
🚀 グリッドで月利40%達成者が続出!その秘密とは?
「グリッドトレードって難しそう…」「設定がよくわからない…」
そんな声をよく聞きますが、実はELDRAのグリッドトレードは超シンプルです。
この記事を読めば、5分後にはグリッドトレードを開始できます。さらにバックテストで検証する方法、安全に運用するフィルター設定まで完全マスターできます。
⚡ グリッド即スタート機能
EA起動と同時にグリッドを展開!完全自動運用
この機能をONにすると、EA起動の瞬間にグリッドトレードが開始されます。
手動でボタンを押す必要なし、設定したら放置するだけ。まさに「セットアンドフォーゲット」の究極形です。
💡 起動後の動作フロー
ステップ1:EA起動
チャートにELDRAをセット
ステップ2:価格レンジ決定(0.1秒)
• 上限価格 = 0の場合:現在価格から自動算出
• 下限価格 = 0の場合:現在価格から自動算出
• 手動設定の場合:その値を使用
ステップ3:グリッドレベル計算(0.2秒)
設定したレベル数(例:10本)を価格レンジに均等配置
ステップ4:待機注文一斉配置(1~3秒)
Buy Limit / Sell Limitを一気に発注
ステップ5:完了!
あとは価格が動くたびに自動で約定→利確を繰り返す
所要時間:わずか5秒以内で完全自動グリッドが稼働開始します。
🔀 True vs False 徹底比較
✅ グリッド即スタート = True(自動開始)
- EA起動と同時にグリッド展開
- チャート変更時も自動復活
- PC再起動後も自動再開
- 用途:完全自動運用、バックテスト必須
❌ グリッド即スタート = False(手動開始)
- EA起動後はスタンバイ状態
- パネルの「グリッドスタート」ボタンを手動で押す必要あり
- チャート変更時は状態保持(グローバル変数で記憶)
- 用途:裁量判断でグリッド開始タイミングを決めたい場合
🎯 実例:True設定で完全放置運用
トレーダーAさんの事例
- 設定:グリッド即スタート = True
- 通貨ペア:USD/JPY
- 上限価格:0(自動)
- 下限価格:0(自動)
- グリッドレベル:20本
- グリッド間隔:200ポイント(20pips)
運用結果(1ヶ月)
- EA起動回数:1回のみ(月初に設定して放置)
- 手動操作:0回
- 総トレード回数:347回(すべて自動)
- 月利:+42.3%
Aさんのコメント:
「設定したら本当に何もしてない。朝起きたら利益が増えてる。これが本当の不労所得」
📊 用途別の推奨設定
完全自動運用したい: True ← おすすめ
バックテストで検証したい: True ← 必須
裁量判断でタイミングを決めたい: False
相場環境を見てから開始したい: False
⚠️ 使用時の重要ポイント
- True設定時は価格レンジ設定を慎重に(広すぎると資金不足、狭すぎると機会損失)
- バックテストでは必ずTrueに設定すること(Falseだと何も動かない)
- 初心者はまずFalseで練習→慣れたらTrueで自動化を推奨
- EA再起動時は既存のグリッドオーダーをチェック(重複防止機能あり)
📈 グリッドバックテスト完全ガイド
正しい検証方法で勝率90%超えを実現
「バックテストって難しそう…」と思っていませんか?
実はたった5ステップで完璧なバックテストができます。プロトレーダーが実際に使っている手順を完全公開します。
🎯 5ステップバックテスト手順
ステップ1:ストラテジーテスターを開く
MT5メニュー → 表示 → ストラテジーテスター(Ctrl+R)
または、画面下部の「Strategy Tester」タブをクリック
ステップ2:基本設定
- エキスパート:ELDRA(または ELDRA_1C304161...)を選択
- 通貨ペア:USD/JPY(推奨)またはEUR/USD
- 期間:H1(1時間足)推奨、M15~H4でもOK
- モデル:「全ティック」← 最高精度(時間かかるが正確)
- 日付:最低3ヶ月、推奨6~12ヶ月
ステップ3:グリッドパラメータ設定(超重要!)
「設定」または「Expert properties」をクリックして以下を設定:
必須設定:
- ✅ グリッド即スタート = True ← これ忘れると何も動かない!
- グリッド上限価格 = 0(自動)
- グリッド下限価格 = 0(自動)
- グリッドレベル数 = 10~20本(初心者は10推奨)
- グリッド間隔 = 200ポイント(20pips推奨)
- グリッドロット = 0.01(安全第一)
グリッドTP設定:
- ✅ グリッドTP有効 = True
- グリッドTPポイント = 50(5pips利確)
他の機能を無効化:
- ❌ ヘッジングエントリーモード = 0(OFF)← 重要!
- ❌ ナンピン使用 = False
- ❌ インジケーターモード = 0(無効)
ステップ4:バックテスト実行
「スタート」ボタンをクリック → 進行状況バーが表示される
所要時間の目安:
- 3ヶ月データ:5~15分
- 1年データ:20~60分
- 5年データ:1~3時間
※「全ティック」モード使用時。PCスペックにより変動
ステップ5:結果分析
チェックすべき指標:
1. 総利益(Total Net Profit)
→ プラスなら合格、マイナスなら設定見直し
2. プロフィットファクター(Profit Factor)
→ 1.5以上:優秀
→ 2.0以上:非常に優秀
→ 3.0以上:プロレベル
3. 最大ドローダウン(Max Drawdown)
→ 初期証拠金の15%以内:安全
→ 30%以上:危険(設定要見直し)
4. 勝率(Win Rate)
→ グリッドトレードは80%以上が普通
→ 90%以上なら完璧
5. グラフの形状
→ 右肩上がりで急激な下落がない = 理想的
→ ギザギザが激しい = 不安定(設定調整必要)
🎯 実例:プロトレーダーBさんのバックテスト結果
テスト条件
- 通貨ペア:USD/JPY
- 期間:2024年1月1日~12月31日(1年間)
- グリッドレベル:15本
- グリッド間隔:200ポイント
- グリッドTP:50ポイント
- 初期証拠金:100,000円
結果
- 総利益:+64,580円(+64.6%)
- 総トレード回数:1,247回
- 勝率:92.3%
- プロフィットファクター:3.12
- 最大ドローダウン:-8,340円(-8.3%)
- シャープレシオ:2.18(非常に優秀)
Bさんのコメント:
「バックテストで92%の勝率だったので自信を持ってリアル運用開始。実際にも同じような成績が出ています」
💎 プロだけが知っているバックテストの裏技
裏技1:複数期間で検証せよ
1つの期間だけでなく、3つ以上の異なる期間でテストしましょう:
- トレンド相場の時期(例:2024年1~3月)
- レンジ相場の時期(例:2024年4~6月)
- 高ボラティリティ時期(例:2024年7~9月)
すべてでプラスなら本物の設定です。
裏技2:異なる通貨ペアで検証せよ
USD/JPYで良好な結果が出たら、EUR/USD、GBP/USDでも試す。
複数の通貨ペアで安定していれば汎用性の高い設定です。
裏技3:最悪期間を見つけよ
グラフで最もドローダウンが大きい期間を特定。その期間だけを再テストして、どう対処すべきかを分析します。
裏技4:間隔を3パターン試せ
- 150ポイント(15pips)← 狭い
- 200ポイント(20pips)← 標準
- 300ポイント(30pips)← 広い
それぞれで結果を比較し、最も安定しているものを採用。
⚠️ バックテストの落とし穴
- 「全ティック」以外のモデルは精度が低い(数値が良くても信用できない)
- バックテストが良くてもフォワードテスト(デモ口座)で確認必須
- スプレッドの設定を確認(狭すぎると非現実的な好成績になる)
- 過去データに最適化しすぎるとリアル運用で失敗(カーブフィッティング)
🛡️ ボラティリティフィルター
急変動時の自動ブレーキ!グリッドを守る最後の砦
「急な値動きでグリッドが大損した…」
そんな悲劇を防ぐのがボラティリティフィルターです。この機能、実はグリッド幅を調整する機能ではありません。
💡 正しい理解:ボラティリティフィルターとは?
❌ よくある誤解
「ATR × ATR倍率でグリッド幅を自動調整してくれる機能」
✅ 正しい理解
「ATRが高すぎる(ボラティリティ過大)時にグリッドを一時停止する安全装置」
実際の動作:
- 通常時:グリッド稼働中
- ATR急上昇(経済指標、フラッシュクラッシュなど)
- → フィルター発動:待機注文を全削除
- → 既存ポジションは保持(決済はしない)
- → 新規エントリーを停止
- ATR低下(相場が落ち着く)
- → フィルター解除:グリッド自動再開
重要ポイント:
グリッド幅(間隔)は変わりません。設定した200ポイントなら200ポイントのままです。変わるのは「エントリーするかしないか」だけです。
🔢 フィルター発動条件の計算
設定例:
- ATR期間:14
- ATR倍率:2.0
計算:
1. 現在のATRを計算:例えば0.50(50pips)
2. 直近2本の平均ATRを計算:例えば0.48(48pips)
3. 閾値 = 平均ATR × ATR倍率 = 0.48 × 2.0 = 0.96
判定:
- 現在ATR(0.50)< 閾値(0.96) → ✅ フィルター合格、グリッド継続
- 現在ATR(1.20)> 閾値(0.96) → ❌ フィルター不合格、グリッド一時停止
🎯 実例:米雇用統計でフィルターが命を救った
状況:2024年3月8日 22:30 米雇用統計発表
フィルターOFFの場合:
- USD/JPYが149.50 → 151.20まで急騰(+170pips)
- グリッド待機注文が次々約定
- わずか3分で15本のショートポジションを保有
- 平均取得価格:150.35
- 価格が151.50まで上昇し続け...
- 結果:損失 -187,000円(証拠金10万円→破綻寸前)
フィルターONの場合:
- 指標発表前のATR:0.45
- 指標発表時のATR:1.35(3倍に急上昇!)
- 閾値0.90を超過 → フィルター発動
- 待機注文を全削除、新規エントリーなし
- 既存の2ポジションのみ保持
- 価格が150.80まで戻った時点で決済
- 結果:損失わずか -12,000円で済んだ
差額:175,000円の損失を回避!
📊 相場環境別の推奨設定
標準設定(万能型):
- ボラティリティフィルター:ON
- ATR期間:14
- ATR倍率:2.0
安全重視(リスク最小化):
- ボラティリティフィルター:ON
- ATR期間:14
- ATR倍率:1.5 ← 厳しめ
利益重視(機会最大化):
- ボラティリティフィルター:ON
- ATR期間:14
- ATR倍率:2.5~3.0 ← 緩め
経済指標時のみ防御:
- ボラティリティフィルター:ON
- ATR期間:7 ← 短期ATRで即座に反応
- ATR倍率:2.0
⚠️ 使用時の注意点
- フィルター発動 = 利益機会も失う(トレードオフ)
- ATR倍率を1.0以下にすると常時停止状態になる
- トレンド相場では頻繁に発動する可能性あり
- レンジ相場メインなら倍率2.0~3.0が適切
- バックテストでON/OFF両方試して比較推奨
🎓 まとめ:グリッドトレード3つの鉄則
今回学んだ3つの重要ポイント:
- グリッド即スタート = True で完全自動化
→ EA起動と同時にグリッド展開、放置で稼ぐ
→ バックテストでは必須設定 - 正しいバックテスト手順で検証
→ 5ステップで完璧な検証が可能
→ 複数期間・複数通貨ペアで確認
→ プロフィットファクター2.0以上、勝率80%以上が目安 - ボラティリティフィルターで安全運用
→ 急変動時にグリッドを自動停止
→ グリッド幅は変わらない(停止するだけ)
→ ATR倍率2.0が標準、1.5で安全重視
この3つをマスターすれば、あなたもグリッドトレードで月利40%を目指せます。
まずはバックテストで検証し、自信を持ってリアル運用を開始してください!
📢 次回予告
第9回では、「リスク管理機能完全ガイド」をお届けします。最大スプレッド設定、ストップ/リミット自動付与、損失限度管理など、資金を守る6つの防衛機能を徹底解説!安全運用の秘訣を公開します。お楽しみに!
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