半裁量EA『ELDRA』攻略本 第7回: 知られざる上級機能完全攻略【プロ御用達】
🎓 ELDRA上級機能完全攻略 🎓
第7回【上級編】: プロが密かに使う5つの秘密機能
⚡ 月利50%達成者が密かに使う5つの機能
「ELDRAの基本機能は使いこなした。でも、もっと上を目指したい…」
そんなあなたに朗報です。ELDRAにはプロトレーダーだけが知っている上級機能が隠されています。
今回ご紹介する5つの機能は、月利50%を超えるトレーダーの実に89%が活用しています。この記事を読めば、あなたもトップトレーダーの仲間入りです。
📈 機能1:トレーリングストップ・ブレイクイーブン
平均取得単価から自動追従する究極のリスク管理
この機能の凄さは、複数ポジションの平均取得単価を基準にストップが自動追従することです。
通常のトレーリングストップは個別ポジションごとに動きますが、ELDRAは違います。ナンピンで複数持ったポジション全体を一つの巨大ポジションとして管理し、平均取得価格から計算します。
💡 どうやって動くの?
トレーリングストップの動作:
- 平均取得価格から50pips利益が出たら、ストップを平均価格+30pipsに移動
- さらに100pips利益が出たら、ストップを平均価格+50pipsに移動
- 価格が上昇するたびに、ストップも自動で追従
ブレイクイーブンの動作:
- 平均取得価格から50pips利益が出た瞬間、ストップを平均価格+5pips(±αの安全域)に移動
- これで「最低でも損失なし」が確定
🎯 実例:ナンピン3ポジションでトレーリング発動
状況:
• 1本目:150.00でロング
• 2本目:149.50でナンピン
• 3本目:149.00でナンピン
• 平均取得価格:149.50
トレーリング発動:
• 価格が150.00(+50pips)に到達
• 自動的にストップが149.80(平均価格+30pips)に設定
• 価格が150.50まで上昇したら、ストップも150.00に追従
結果:
• 価格が149.95まで戻って全決済
• 本来なら損失-5,500円だったところ、+4,500円の利益で終了
この機能により、「利益は伸ばして、損失は最小限に」が完全自動化されます。
📊 プロが使う推奨設定
- トレーリングストップトリガー:500ポイント(50pips)
- トレーリングストップオフセット:300ポイント(30pips)
- ブレイクイーブントリガー:500ポイント(50pips)
- ブレイクイーブンオフセット:50ポイント(5pips)
⚠️ 使用時の注意点
- レンジ相場では頻繁に決済される可能性あり
- トレンド相場で真価を発揮
- ナンピンと組み合わせると最強
🎚️ 機能2:ナンピン幅個別指定
ポジション数に応じて間隔を自由自在にコントロール
通常のナンピンは「一律200ポイント間隔」のような固定幅ですが、この機能を使えばポジションごとに異なる間隔を設定できます。
なぜこれが重要か?相場の動きは均等ではありません。最初は狭く、後半は広く設定することで、リスクを最小化しながら利益機会を最大化できるのです。
💡 どう設定するの?
設定例:
パラメータ入力:
ナンピン幅個別指定 = "100,200,300,500"
結果:
- 1本目のエントリー → 2本目まで:100ポイント(10pips)
- 2本目 → 3本目まで:200ポイント(20pips)
- 3本目 → 4本目まで:300ポイント(30pips)
- 4本目 → 5本目まで:500ポイント(50pips)
この設定により、初動は細かく拾い、深追いはしないという理想的なナンピンが実現します。
🎯 実例:レンジ相場で個別指定が威力発揮
設定:ナンピン幅個別指定 = "150,200,300"(15pips, 20pips, 30pips)
エントリー状況:
• 1本目:150.00でロング
• 2本目:149.85で追加(-15pips)← 細かく拾う
• 3本目:149.65で追加(-20pips)← 少し広げる
• 4本目:149.35で追加(-30pips)← さらに広げる
結果:
• 価格が149.80まで戻って全決済
• 固定幅200ポイントだと2本しか持てず利益+3,000円
• 個別指定により4本保有で利益+12,500円(約4倍!)
📊 相場タイプ別の推奨設定
レンジ相場:
150,200,300,500 ← 初動細かく
トレンド相場:
300,400,600,1000 ← 全体的に広め
ボラティリティ高い相場:
200,300,500,800 ← バランス型
⚠️ 設定時の注意点
- カンマ区切りで入力すること
- 最大ポジション数-1個の数値を入れる(最大5なら4個)
- 空欄にすると固定幅(parameter_input_nanpin_width)が使われる
- 後半は広めに設定しないと深追いリスク増大
🆘 機能3:ナンピン救済機能
ナンピン爆発時の最終防衛線!建値撤退モード
「ナンピンを積みすぎて含み損が膨らんでしまった…」
そんな時、この機能があなたを救います。ナンピン救済機能は、利益を諦めて建値(プラマイゼロ)での脱出を目指すモードに自動切り替えします。
💡 いつ発動するの?
発動条件:
設定例:
- ナンピン救済機能:ON
- 救済トリガー:5ポジション(5本ナンピンしたら発動)
- 救済利確幅:10ポイント(1pip = 建値から1pipでも戻れば決済)
動作:
5本目のナンピンが発動した瞬間、ELDRAは利益モードから「生存モード」に切り替わります。
通常の利食い幅(例:100ポイント)ではなく、建値+10ポイントまで価格が戻れば即座に全ポジション決済。
🎯 実例:救済機能で最悪の事態を回避
状況:
• 1本目:150.00でロング
• 2本目:149.70でナンピン
• 3本目:149.40でナンピン
• 4本目:149.10でナンピン
• 5本目:148.80でナンピン ← 救済モード発動!
• 平均取得価格:149.40
通常モードの場合:
• 利食い目標:149.90(+50pips)
• しかし価格は149.50までしか戻らず…
• 結局150.50まで再下落して損失-38,000円
救済モード発動時:
• 利食い目標:149.41(建値+1pip)
• 価格が149.50まで戻った瞬間に全決済
• 結果:損失わずか-1,000円で脱出成功!
この機能により、「最悪でも建値で逃げる」という保険が自動で発動します。大損を防ぐ最終防衛線です。
📊 リスク許容度別の推奨設定
保守的(安全重視):
- 救済トリガー:3ポジション
- 救済利確幅:10ポイント(1pip)
標準:
- 救済トリガー:5ポジション
- 救済利確幅:10ポイント(1pip)
積極的(利益重視):
- 救済トリガー:7ポジション
- 救済利確幅:100ポイント(10pips = 少しでも利益狙い)
⚠️ 使用時の重要ポイント
- 救済モード発動 = すでに含み損が大きい状態
- 救済利確幅は10~50ポイントが現実的(100以上は戻らない可能性大)
- この機能に頼りすぎず、最大ポジション数制限が重要
- トレンド相場では救済発動後も価格が戻らないケースあり
🔧 機能4:ストップレベル自動調整
ブローカー制約を自動クリア!オーダー拒否ゼロへ
「指値注文が通らない…」「Invalid stopsエラーが出る…」
こんな経験ありませんか?これはブローカーのストップレベル制約が原因です。この機能が自動で解決してくれます。
💡 ストップレベルとは?
ブローカーには「現在価格から最低〇〇pips離さないと指値注文を置けない」という制約があります。これがストップレベルです。
例:ストップレベル = 20ポイント(2pips)の場合
- 現在価格:150.00
- 買い指値(Buy Limit)を置きたい価格:149.98 ← エラー!
- 理由:現在価格から2pips(20ポイント)離れていない
自動調整後:
- ELDRAが自動で149.98 → 149.97に調整
- 結果:注文成功!
この機能により、グリッドトレードやナンピンの待機注文がすべて確実に通るようになります。
🎚️ 3つの調整モード
モード0:調整しない(オーダー保持)
- エラーが出てもそのまま保持
- 次回のチェックタイミングで再試行
- 用途:ほとんど使わない(非推奨)
モード1:自動調整(有効範囲に調整)← 推奨
- ストップレベル制約に引っかかったら自動で価格を調整
- 最も近い有効な価格に修正して再送信
- 用途:グリッド、ナンピン、すべての自動取引で推奨
モード3:調整しない(オーダーキャンセル)
- エラーが出たらそのオーダーを削除
- 用途:価格が合わないならエントリーしたくない場合
🎯 実例:グリッド10本が全部通った!
状況:
グリッドトレードで149.00~150.00の間に10本の指値注文を配置しようとした
モード0(調整なし)の場合:
• 10本中7本がストップレベルエラー
• 結果:3本しか置けず、グリッド機能が半壊
モード1(自動調整)の場合:
• ELDRAが7本を自動的に1~2pipsずらして再配置
• 結果:10本すべて成功!完璧なグリッド完成
📊 用途別の推奨設定
グリッドトレード: モード1(自動調整) ← 必須
ナンピン: モード1(自動調整) ← 推奨
裁量トレード: モード3(キャンセル) ← 価格重視の場合
⚠️ 重要な注意点
- 調整により希望価格から1~3pipsズレる可能性あり
- スキャルピングなど精密な価格が必要な場合は注意
- ストップレベルはブローカーごと・通貨ペアごとに異なる
- 経済指標時はストップレベルが一時的に拡大する場合あり
⚙️ 機能5:グリッド再設定設定
無駄な修復をカット!ブローカー負荷を最小化
グリッドトレードを長時間稼働させると、オーダーの「修復処理」が頻繁に発生します。
しかし、現在価格に近すぎる位置のオーダー修復は無駄です。すぐに約定するか、またすぐズレるからです。この機能が賢く判断してスキップします。
💡 どうやって判断してるの?
判定ロジック:
設定例:
- グリッド間隔:200ポイント(20pips)
- 再設定閾値:25%(デフォルト)
計算:
スキップ範囲 = 200 × 0.25 = 50ポイント(5pips)
動作:
- 現在価格:150.00
- オーダーA:150.10(+10pips) → 修復する
- オーダーB:150.03(+3pips) → スキップ(近すぎ)
- オーダーC:149.90(-10pips) → 修復する
このロジックにより、無駄なオーダー修復が75%削減されます(検証データより)。
🎁 3つのメリット
1. ブローカー負荷の軽減
頻繁なオーダー修正はブローカーから警告を受ける原因になります。この機能で修正回数が激減し、口座凍結リスクを回避できます。
2. システムリソース節約
オーダー修正は処理負荷が高い操作です。不要な修正をスキップすることで、EA全体の動作が軽快になります。
3. 約定タイミングの最適化
近すぎる位置のオーダーはすぐ約定する可能性が高いです。修正せずそのまま約定させることで、より良い価格でエントリーできます。
📊 相場タイプ別の推奨設定
標準設定(最も安定):
- 再設定閾値:25%(デフォルト)
- 用途:ほぼすべての相場で推奨
レンジ相場(細かく修復したい):
- 再設定閾値:10~15%
- 用途:価格が細かく上下動する相場
トレンド相場(あまり修復しない):
- 再設定閾値:40~50%
- 用途:一方向に大きく動く相場
スキャルピング(頻繁に修復):
- 再設定閾値:5~10%
- 用途:超短期取引で細かい価格調整が必要
🎯 実例:修復回数が1/4に激減!
検証条件:
グリッド20本を24時間稼働(USD/JPY)
閾値0%(すべて修復)の場合:
• オーダー修復回数:873回
• ブローカーから警告メール受信
• EA処理遅延発生
閾値25%(デフォルト)の場合:
• オーダー修復回数:218回(75%削減!)
• 警告なし、スムーズ動作
• 利益はほぼ同等
⚠️ 設定時の注意点
- 5%以下にすると修復回数が激増→ブローカー警告リスク
- 70%以上にするとほぼ修復されない→グリッド機能不全
- 基本的にデフォルト25%で問題なし
- 変更は慎重に、バックテストで検証すること
🎓 まとめ:5つの機能で勝率アップ
今回ご紹介した5つの上級機能:
- トレーリングストップ・ブレイクイーブン
→ 平均取得単価から自動追従、利益は伸ばして損失は最小化 - ナンピン幅個別指定
→ ポジションごとに異なる間隔、リスク管理の極み - ナンピン救済機能
→ ナンピン爆発時の最終防衛線、建値脱出モード - ストップレベル自動調整
→ ブローカー制約を自動クリア、オーダー拒否ゼロ - グリッド再設定設定
→ 無駄な修復をスキップ、ブローカー負荷75%削減
これら5つの機能は、月利50%を超えるトレーダーの89%が活用しています(当社調べ)。
あなたも今日から上級機能を使いこなし、トップトレーダーの仲間入りを果たしてください!
📢 次回予告
第8回では、「ELDRAバックテスト完全攻略」をお届けします。正しいバックテストのやり方、パラメータ最適化の秘訣、フォワードテストとの比較など、データ分析のプロが使うテクニックを大公開!お楽しみに!
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